北の湖理事長死去
これは11月21日分の記事として掲載しておきます。日本相撲協会の北の湖理事長が今日(2015年11月20日)62歳で亡くなった、とのことです。北の湖理事長については、近年では入院したとの情報も伝わっており、健康状態が悪いのだろうな、と思っていたのですが、開催中の九州場所10日目に猫だましで栃煌山関に勝った白鵬関に苦言を呈していたばかりでしたから、まさに急死といった感じで、本当に驚いてしまいました。北の湖理事長は今朝貧血のため九州場所の開催されている福岡市の病院に緊急搬送されていたそうで、急激に容体が悪化したのでしょうか。
正直なところ、理事長に就任、さらには一度辞任した後に理事長に復帰してからの北の湖理事長への評価はたいへん厳しいものでした。現役時代の北の湖理事長のファンだった私さえも、擁護するのが難しいな、と思っていたくらいです。それでも、偉大な横綱だった現役時代の功績は今後も色褪せることがないでしょうし、相撲人気が以前の低迷期よりも上向いてきたことは、どこまで北の湖理事長の功績か分からないにしても、よかったと思います。かつて北の湖理事長のファンだった私には、この若さでの訃報はたいへんな衝撃であり、たいへん残念です。ともかく今は、ご冥福をお祈りいたします。
正直なところ、理事長に就任、さらには一度辞任した後に理事長に復帰してからの北の湖理事長への評価はたいへん厳しいものでした。現役時代の北の湖理事長のファンだった私さえも、擁護するのが難しいな、と思っていたくらいです。それでも、偉大な横綱だった現役時代の功績は今後も色褪せることがないでしょうし、相撲人気が以前の低迷期よりも上向いてきたことは、どこまで北の湖理事長の功績か分からないにしても、よかったと思います。かつて北の湖理事長のファンだった私には、この若さでの訃報はたいへんな衝撃であり、たいへん残念です。ともかく今は、ご冥福をお祈りいたします。
この記事へのコメント
白鵬関に注意を呈した後に急死とは、複雑な気持ちです。
ホントに驚きました。
2015年の相撲界では、一番衝撃のあるニュースだったと思います。
白鵬の35回目の優勝を、上回る出来事だと思います(単純比較は出来ませんが)。
残念ながら、私は長年の相撲ファンではありますが、彼の全盛期・現役時代よりも、もっと後に生まれたので、彼の活躍は、過去の映像・ドキュメントなどでしか見た事がありません。
それでも、理事長としての彼の功績は、図りしれません(色々と問題はありましたが)。
また一つ、昭和が遠くなりました。
お悔やみ申しあげます。
個人的には、近年でかなり印象に残った年だったと思います。
白鵬関が歴幕内最高優勝歴代一位の35回目の優勝は、かなり盛り上がりましたが、その後、怪我などに悩まされ、九月場所では横綱昇進後(9年目)で初の休場に。
十一月場所では、豪栄道の猫だましや、終盤では3連敗など、散々な結果で終わらせました。
やはり、精神的・肉体的な衰えが見えますが、それでも、安定感は相変わらず抜群です。
優勝から遠ざかった、鶴竜関・日馬富士関は、九月・十月と、それぞれ久しぶりに優勝しました。怪我・休場に悩まされた日馬富士関は、復活の兆しが見え、鶴竜関は横綱として、ようやくコツを掴めた感がしました。ただ、日馬富士関の優勝は、どうも素直に喜べないのが、ちょっと否めません。「負けて、勝つ」優勝は、余り印象に残らず、ちょっと残念。久しぶりの優勝なのに、とても複雑な気持ちです。
これで2015年どの優勝力士は4人となり、2012年同様、バラエティのある結果になり、かなり楽しめました。初場所では、3人横綱の優勝争いが期待されてます。
大関ですが、一番目立ったのは、新大関・照ノ富士。前年、かなり期待された逸ノ城よりも活躍され、五月場所には悲願の初優勝。その後、連覇・綱取りに挑むも、怪我に悩まされましたが、それでも上位・若手力士では、かなり活躍されました。特に、九月場所の鶴竜との優勝決定戦は、ホントに惜しかった。他の大関勢は、残念ながら、相変わらずパッとしませんでした。琴奨菊関や豪栄道関はともかく、稀勢の里には、相変わらず落胆させます。九月場所は、白鵬関が不在にも関わらず、優勝争いには入らず、とても残念。今年が最後のチャンスなので、是非とも優勝したいですが、願望ですね(笑)。
同期で、平成初期から土俵を支えたので、これで一つの時代に幕を閉じた感がします。
お疲れ様でした。
その他の幕内で活躍されたのは、嘉風関や勢関。共に三賞を連続で受賞され、初場所での期待を楽しみにしています。10年ぶりの日本人力士優勝に近いのは、この2人かも?
さて、今年の相撲は、どんな展開になるのか楽しみです。
八角が理事長に就任し、「全員一丸でやっていく」と抱負を述べ、相撲界に新たな時代が訪れると思います。10年ぶりの日本人力士を期待しています(願望ですが)。
それでは~