大河ドラマ『花燃ゆ』第42回「世界に賭ける糸」
楫取素彦(小田村伊之助)は群馬県の県令として赴任し、妻の寿およびその妹の美和(文)も楫取とともに暮らすことになります。群馬県の人々のアクの強さが印象づけられる脚本・演出となっており、群馬県の統治が一筋縄ではいかないことを予感させます。余所者への反感は陳腐な描写かもしれませんが、大きな問題があったわけではないように思います。まあ、無難な描写というところでしょうか。萩では敏三郎の状態が思わしくなく、美和は帰省しますが、敏三郎は亡くなります。
今回は生糸についてやや詳しく取り上げられ、富岡製糸場の様子も描かれました。生糸は日本の産業革命において重要な役割を果たしたので、地方から見た産業革命・近代化が今後の重要な視点の一つになるのかもしれません。群馬県が舞台となっているわけですから、そうした視点で面白い物語となれば、大河ドラマとして高く評価できそうです。まあ、脚本家が伝説の大河ドラマ『天地人』の人ですから、まったく期待はできませんが、残り8回で少しは話を盛り上げてもらいたいものです。
今回は生糸についてやや詳しく取り上げられ、富岡製糸場の様子も描かれました。生糸は日本の産業革命において重要な役割を果たしたので、地方から見た産業革命・近代化が今後の重要な視点の一つになるのかもしれません。群馬県が舞台となっているわけですから、そうした視点で面白い物語となれば、大河ドラマとして高く評価できそうです。まあ、脚本家が伝説の大河ドラマ『天地人』の人ですから、まったく期待はできませんが、残り8回で少しは話を盛り上げてもらいたいものです。
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