大河ドラマ『花燃ゆ』第41回「いざ、群馬へ」

 今回から群馬編となります。楫取素彦(小田村伊之助)・寿夫妻の群馬行きに美和(文)が同行し、群馬での新たな物語が始まります。地方の視点からの近代化を描くということでしょうか。まあ、何といっても伝説の大河ドラマ『天地人』の脚本家ですから、過剰な期待はとてもできません。やはり、美和と楫取の再婚が中心になって描かれるのでしょうか。相変わらず楫取を持ち上げる話になっていましたが、もうすっかり慣れてしまいました。群馬では新たな重要(と思われる)人物も登場し、残り少なくなりましたが、何とか盛り上げてもらいたいものです。

 今回冒頭では、萩で明治政府への不満が高まっていることが描かれました。そこに美和の甥たちも加わっているのですが、中心的人物は松下村塾門下の前原一誠でした。前原は久しぶりの登場のような気がしますが、今回はそれなりに出番があったので、玉木文之進の最期にも関わってきますし、萩の乱は一応描かれるということでしょうか。明治維新後の前原の事績は台詞にて簡潔に説明されていたので、萩の乱の背景は最低限描かれたと言うべきでしょうか。歴史ドラマとしての本作への期待値が低いので、これでも健闘しているな、と思ってしまいます。

この記事へのコメント

ひろし
2015年10月16日 16:03
今回から『群馬編』開始。全く期待してませんが…

楫取ageは、相変わらずですね。
何時から偉くなったのやら。
最初から彼が主役だったら良いのにと、ツッコミますが今更です(汗)。

気になるのは、時代設定が不明確。
明治なのは分かりますが、何年かは不明。
どんな下らない内容でも、ちゃんと何時なのか、明確にして欲しいです。
テロップすらないとは。
大河ドラマで、時代設定が不明確だなんて、何処まで酷いのやら。

最後の珍場面(笑)。
何故か西部劇っぽい、ワザとらしい演出でした。
ホント意味不明。
幕末大河っぽくなく、違和感ありすぎ。
今回、最大のツッコミです。

今週の朝ドラ・『あさが来た』(15日・17日)は、幕末設定の影響で『新選組!』の土方歳三が登場!
山本耕史さんが11年ぶりに演じられ、大河ドラマと朝ドラで同一人物が同じ役柄を演じるのは極めて異例だそうです。
幕末大河ファンとしては、とても嬉しかったです!
正直、朝ドラの方が、大河よりも面白いです。
寧ろ、あっちが大河であって欲しかったです(笑)。

一昨日(14日)、大河の全撮影が終了しました。
例年では、遅い方だったと思います。
残されたのは、絶望感のみ。
この調子だと、萩の乱はスルー・ダイジェスト扱いだと思います。
あと9回…

それでは~
2015年10月17日 00:50
今季の朝ドラは今のところなかなかの出来だと思います。美和よりもよほど大河ドラマの主人公に相応しいというのが率直な感想です。

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