ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』472話~475話
472話「鮫やんの大暴走」6
約1年半振りの鮫島勘五郎シリーズ(通算8話目)となります。ドックと鮫島の作中での共演は今回が初めてですが、作中設定でも今回が初対面となっています。実は、これまでスコッチ在籍時に鮫島が登場したことはなかったので、スコッチと鮫島の共演も作中では初となります。まあ、スコッチのことは鮫島も知っていたでしょうが。前回の鮫島勘五郎シリーズから今回までの間に、七曲署一係で鮫島と最も親しかった殿下が殉職し、鮫島もさぞや落ち込んだことでしょう。
鮫島は、今回はモデルのプロダクションを経営しています。そのプロダクションに所属する女性モデルが襲われます。その女性モデルはカジノで7000万円を儲けたことで、金を狙われていました。鮫島は勝手に捜査を始め、凶器と思われる金槌を見つけ、警察には黙ったまま捜査を続けます。事件は意外な展開を見せ、女性モデルを守るよう鮫島から言われていた警官が犯人だったことが明らかになります。鮫島は例によって大暴走し、ドックと協力してその警官を逮捕します。鮫島勘五郎シリーズということで期待していたのですが、これまでと比較すると平板な話だったことは否めません。
473話「ダーティなゴリ」2
久々の視聴となりますが、タイトル自体は、印象深いだけによく覚えていました。しかし、内容の方はすっかり忘れていました。この時期の話は少なくとも一度は視聴しているはずですが、今回のように内容を覚えていない話が多くあります。その分、新鮮な気持ちで視聴できる、とも言えますが。話は、若者たちに慕われている男性が覚醒剤密売の要人ではないか、とゴリさんが執念深く捜査し、それにゴリさんを慕う若者が関わってくる、という流れで展開します。ゴリさんは自分を慕うその男を囮捜査に使おうと決意します。ゴリさんが覚醒剤の流通を阻止しようと決意するのはよく分かりますが、それにしても、素人を死ぬか廃人になってもまったく不思議ではないような囮捜査に使うのは物語といえどもやり過ぎであり、ゴリさんの覚悟には共感できませんでした。話自体もひねりに欠けていたと思います。
474話「ロボは知っていた」9
殉職回を除くと、最後のスコッチ主演作となります。『太陽にほえろ!』ではたまにある動物ものです。建設会社の社長とその妻の乗った自動車が事故を起こし、ブレーキがきかなかったということで、一係は捜査を進めます。捜査の結果、ブレーキオイルが抜かれていたらしいということで、スコッチは夫妻に心当たりを尋ねますが、夫は何かを隠しているかのような態度をとります。スコッチは、夫妻とともに同乗していた犬のロボの様子から、社長の妻が犯人ではないか、と疑います。スコッチが社長宅に向かって張り込んでいると、妻が帰宅します。その妻から、夫がいなくなった、と警察に通報があります。社長宅には大量の血が残されていました。スコッチはロボを使い、社長と会長が5年前に狩猟のさいに誤って人を殺してしまったことを突き止めます。
社長は自宅から連れ去られてすでに死んでしまったと思われましたが、スコッチは、社長が失踪した晩にロボが騒がなかったことから、社長はまだ生きている、と考えます。社長の居場所を突き止めたスコッチは、社長が妻への感謝のために、妻に愛人がいることを知りながら遺産を受け取らせようとして、狩猟のさいに誤って殺した男性の親族から復讐されて殺害されたかのように装い、失踪したことを突き止めます。妻は夫の自分への想いに気づかず、愛人とともに夫を殺害しようと自動車に工作していた、というわけです。犬が苦手のはずのスコッチが犬と親しく接していたことにはやや違和感もありましたが、なかなかひねった話になっており、楽しめました。
475話「さらば!スニーカー」7
今回でスニーカーが退場となります。『太陽にほえろ!』でのレギュラー刑事の退場はほとんどが殉職なのですが、シンコとスニーカーと長さんは退職での降板となります。スニーカーが殉職ではなく退職での降板となったのは、ボス役の石原裕次郎氏が闘病中なので、死という形での降板を避けた、との話をどこかで読んだ記憶があります。スニーカーの在籍期間は約2年2ヶ月で、新人刑事のなかでは、ボンやロッキーと比較すると短いのですが、テキサスとはあまり変わらず、マカロニやジーパンよりは長い、ということになります。
話は、スニーカーの妹が殺害され、スニーカーはその犯人を殺害することなく逮捕するものの、妹の夢を実現するために退職する、というものです。スニーカーとその妹との関係はたびたび描かれてきましたが、もう少し深く描かれていれば、スニーカーが退職する経緯にもっと説得力があったかな、とは思います。まあそれでも、この兄妹がそれなりに信頼関係を築いていることはこれまでの話から窺えましたので、話としては悪くなかったと思います。スニーカーは確か、この後しばらくしてのボス復帰編に登場した後は、1回も登場しなかったと記憶していますが、何回か登場させてもよかったのではないか、と思います。
約1年半振りの鮫島勘五郎シリーズ(通算8話目)となります。ドックと鮫島の作中での共演は今回が初めてですが、作中設定でも今回が初対面となっています。実は、これまでスコッチ在籍時に鮫島が登場したことはなかったので、スコッチと鮫島の共演も作中では初となります。まあ、スコッチのことは鮫島も知っていたでしょうが。前回の鮫島勘五郎シリーズから今回までの間に、七曲署一係で鮫島と最も親しかった殿下が殉職し、鮫島もさぞや落ち込んだことでしょう。
鮫島は、今回はモデルのプロダクションを経営しています。そのプロダクションに所属する女性モデルが襲われます。その女性モデルはカジノで7000万円を儲けたことで、金を狙われていました。鮫島は勝手に捜査を始め、凶器と思われる金槌を見つけ、警察には黙ったまま捜査を続けます。事件は意外な展開を見せ、女性モデルを守るよう鮫島から言われていた警官が犯人だったことが明らかになります。鮫島は例によって大暴走し、ドックと協力してその警官を逮捕します。鮫島勘五郎シリーズということで期待していたのですが、これまでと比較すると平板な話だったことは否めません。
473話「ダーティなゴリ」2
久々の視聴となりますが、タイトル自体は、印象深いだけによく覚えていました。しかし、内容の方はすっかり忘れていました。この時期の話は少なくとも一度は視聴しているはずですが、今回のように内容を覚えていない話が多くあります。その分、新鮮な気持ちで視聴できる、とも言えますが。話は、若者たちに慕われている男性が覚醒剤密売の要人ではないか、とゴリさんが執念深く捜査し、それにゴリさんを慕う若者が関わってくる、という流れで展開します。ゴリさんは自分を慕うその男を囮捜査に使おうと決意します。ゴリさんが覚醒剤の流通を阻止しようと決意するのはよく分かりますが、それにしても、素人を死ぬか廃人になってもまったく不思議ではないような囮捜査に使うのは物語といえどもやり過ぎであり、ゴリさんの覚悟には共感できませんでした。話自体もひねりに欠けていたと思います。
474話「ロボは知っていた」9
殉職回を除くと、最後のスコッチ主演作となります。『太陽にほえろ!』ではたまにある動物ものです。建設会社の社長とその妻の乗った自動車が事故を起こし、ブレーキがきかなかったということで、一係は捜査を進めます。捜査の結果、ブレーキオイルが抜かれていたらしいということで、スコッチは夫妻に心当たりを尋ねますが、夫は何かを隠しているかのような態度をとります。スコッチは、夫妻とともに同乗していた犬のロボの様子から、社長の妻が犯人ではないか、と疑います。スコッチが社長宅に向かって張り込んでいると、妻が帰宅します。その妻から、夫がいなくなった、と警察に通報があります。社長宅には大量の血が残されていました。スコッチはロボを使い、社長と会長が5年前に狩猟のさいに誤って人を殺してしまったことを突き止めます。
社長は自宅から連れ去られてすでに死んでしまったと思われましたが、スコッチは、社長が失踪した晩にロボが騒がなかったことから、社長はまだ生きている、と考えます。社長の居場所を突き止めたスコッチは、社長が妻への感謝のために、妻に愛人がいることを知りながら遺産を受け取らせようとして、狩猟のさいに誤って殺した男性の親族から復讐されて殺害されたかのように装い、失踪したことを突き止めます。妻は夫の自分への想いに気づかず、愛人とともに夫を殺害しようと自動車に工作していた、というわけです。犬が苦手のはずのスコッチが犬と親しく接していたことにはやや違和感もありましたが、なかなかひねった話になっており、楽しめました。
475話「さらば!スニーカー」7
今回でスニーカーが退場となります。『太陽にほえろ!』でのレギュラー刑事の退場はほとんどが殉職なのですが、シンコとスニーカーと長さんは退職での降板となります。スニーカーが殉職ではなく退職での降板となったのは、ボス役の石原裕次郎氏が闘病中なので、死という形での降板を避けた、との話をどこかで読んだ記憶があります。スニーカーの在籍期間は約2年2ヶ月で、新人刑事のなかでは、ボンやロッキーと比較すると短いのですが、テキサスとはあまり変わらず、マカロニやジーパンよりは長い、ということになります。
話は、スニーカーの妹が殺害され、スニーカーはその犯人を殺害することなく逮捕するものの、妹の夢を実現するために退職する、というものです。スニーカーとその妹との関係はたびたび描かれてきましたが、もう少し深く描かれていれば、スニーカーが退職する経緯にもっと説得力があったかな、とは思います。まあそれでも、この兄妹がそれなりに信頼関係を築いていることはこれまでの話から窺えましたので、話としては悪くなかったと思います。スニーカーは確か、この後しばらくしてのボス復帰編に登場した後は、1回も登場しなかったと記憶していますが、何回か登場させてもよかったのではないか、と思います。
この記事へのコメント
ボス復帰早々にスコッチが殉職したことでなるほど、納得できます。
作中のスニーカーの演技は、怒りいっぱいで迫力がありました。「クぅラぁタ~~!!」思い起こせば登場した回も「クぅラぁタ~~!!」からのスタートでした。いずれも大切な人を亡くしたがゆえの怒りです。犯人の名前が同じなのは何か意図があるのでしょうか?
スニーカーはそんなに好きなキャラではなかったのですが、やはりレギュラー刑事がいなくなると寂しいものです。
確かに、改めて思い出すと、短期間の第二部では復帰していましたから、退職というと不適切なように思います。山さんとのやり取りや一係から去るという印象が強かったので、退職なのだと漠然と考えていました。
何故、放映時に視なかったのかは、覚えていませんが、視る前に、これは殉職ではないなという予感はありました。
ボス不在だからという事情も、何と無くわかりましたしね。
やはりボスに看取られずに殉職は出来ないでしょう。
山下 真司さんの話によると、当時、殉職劇が多いので、実際の警察官の家族から番組に、不安を煽るとのクレームがあり、スニーカーの殉職は見送られたそうです。
ロッキーより後に入って、ロッキーより先に抜ける。
私の中では、ロッキーより、スニーカーの方が影か薄いですね。
うーん、麻薬・覚せい剤犯罪摘発に関するいわゆる『囮捜査』は、ある程度の範囲内なら、認められてますからねえ。(取引現場を押さえるためとかには)ドラマのゴリさんのように、囮の人間も一般の民間人は危なくて使わない。
それも、本来囮で動くのは、厚生省の取締官主体で、一係のように一所轄の判断だけでは勝手に捜査しないし。できないはず。(要請があれば協力はするだろう。)
#475『さらば!スニーカー』
太陽にレギュラー登場する刑事が殉職過多と言うのは自分も不思議に思ったことがあります。
ドラマの舞台とはいえ、いくら何でも所轄署一つだけであれだけのパーセンテージの高さはない。
ましてや、現職刑事(ドラマの中だが)の妹が事件に巻き込まれて死ぬなんてこともそうそうあることではないと思う。
これでは番組に殉職を美化しすぎているというクレームが来ても仕方ないと思う。
スニーカーを退職させるなら、妹も殺させず二人で沖縄へ帰らせる展開の話でもよかったはず。