大河ドラマ『花燃ゆ』第25回「風になる友」
今回は池田屋事件が描かれました。文の話をもっと削って、その分池田屋事件とその前提としての京都の情勢を描けばよかったのではないか、とも思います。まあ、文を主人公とした以上、ある程度仕方のないところではありますが・・・。池田屋事件は直接的にはあまり描かれませんでしたが、沖田総司の強さと不気味さを印象づける演出になっていました。不自然な演出とも言えますが、時代劇のお約束として受け入れなければいけない、といったところでしょうか。
池田屋事件で殺害された吉田稔麿と、それをたいへん無念に思いつつ、私情を抑えて長州の暴発を阻止しようとする久坂玄瑞の心情は、それなりに描かれていたと思います。久坂が大根でなければ、もっと盛り上がったところなのですが・・・。次回は禁門の変の始まりあたりまでが描かれそうで、いよいよ前半の山場を迎えます。幕末の大河ドラマでは、有名な出来事だからといって視聴率が高くなるというわけでもなさそうですが、今後の大河ドラマの存続にも関わってきそうですから、少しは視聴率が上向いてもらいたいものです。
池田屋事件で殺害された吉田稔麿と、それをたいへん無念に思いつつ、私情を抑えて長州の暴発を阻止しようとする久坂玄瑞の心情は、それなりに描かれていたと思います。久坂が大根でなければ、もっと盛り上がったところなのですが・・・。次回は禁門の変の始まりあたりまでが描かれそうで、いよいよ前半の山場を迎えます。幕末の大河ドラマでは、有名な出来事だからといって視聴率が高くなるというわけでもなさそうですが、今後の大河ドラマの存続にも関わってきそうですから、少しは視聴率が上向いてもらいたいものです。
この記事へのコメント
池田屋事件の復讐をといきり立つ藩士を必死に止める姿もあり、影の薄さも少しは返上できるのではないかと思いきや、桂小五郎や小田村伊之助が短いながらも登場すると、役者としてのキャリアの差をひしひし痛感してしまいます。
久米次郎を養子にもらって以来、久しぶりに萩に戻ってきたと思いきやすぐに京へと旅立った玄瑞。「必ず帰る」と文たちに約束したものの、この次は…。文と松乃の演者が同じなのもあり、「永遠の0」を思い出してしまいました。
吉田稔麿は恩師である松陰の遺志を遂げようと新撰組に立ち向かいますが、深手を追い絶命。松陰と親しかった宮部鼎蔵も自害しました。
このドラマでは松陰が死後もたびたび回想で登場しますが、まるでイエス・キリストのように見えてきます。今後も何かにつけて出てくるのでしょう。
それにしても、演者の「役者格」からいっても、桂小五郎にはもっと見せ場があってよさそうなものですが。
沖田の流血や階段落ちがなく、殆ど印象に残らず、大河史上最低の池田屋事件でした。
鬼の副長・土方歳三もいませんでしたし。
無駄なホームドラマパートが多く、重要な出来事、ほぼスルー・ダイジェスト扱いですし。
長州がメインにも関わらず、桂小五郎の出番が、驚くほど少ないですし。
稔麿の存在感が薄く、彼の死が唐突には殆ど共感出来ませんでしたし。
主役は相変わらず空気でしたし。
方向性が全く見えてきません(汗)。
とりあえず、今回で中間地点です。
ホント長かったですね(悪い意味で)。
正直、観ててこれだけシンドイ大河は、ホント久しぶりでした。
去年以上に失望させました。
長年の幕末大河ファンとしては、とても落胆させました。
放送前の期待度が殆ど無かったですが、ここまで酷い内容になるとは。
脚本家が3人いるにも関わらず、改善する見通しが全くありませんし、今後の展開(大奥編)も全く期待してませんし。
ネット・SNSでは、相変わらず批判が炎上してます。
このままだと、恐らく幕末のみならず、史上最低最悪大河を塗り替えるかもしれません。
出演者には、とても気の毒です。
現時点の平均視聴率は12.24%と、幕末大河では異常に低い数字です。
前半で2桁以下を2回(第15回・第20回)も出してしまったのが、大きな要因だと思いますが。
ただ、この調子だと、最終的には歴代最低の12.01%(『平清盛』)を大きく下回ると思います。寧ろ、2桁(10%台)保持出来るのかも気になります。
これでは、今後の大河の存続に、大きな支障が…
早く来年が来て欲しいと、心から願ってます。
それでは~
いよいよ禁門の変ですから、何とか盛り上げてもらいたいものですが・・・。