第85回選抜高校野球大会決勝戦

 決勝戦は、履正社と龍谷大平安という近畿勢で争われることになりました。両校は昨年秋の近畿大会準々決勝で戦っており、この時は龍谷大平安が11-7と打ち勝っています。近畿勢同士の決勝戦は、1979年以来となり、やはり大会前に予想したように、今大会は近畿勢中心の大会になったように思います。
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 試合は、終始龍谷大平安がリードし、6-2で勝って初優勝を達成しました。選抜最多出場回数を誇る龍谷大平安が初優勝というのは、やや意外ではあります。龍谷大平安としては、8回の危機を継投で無失点に抑えたのが大きかったと言えるでしょう。選抜が終わり、選手権大会がどうなるのか、今から気になるところです。龍谷大平安は福知山成美と同じ地区ですし、履正社は激戦区の大阪を勝ちあがらねばなりません。準々決勝で敗退した豊川も激戦区の愛知で戦わねばなりませんし、佐野日大は作新学院と同じ地区です。選抜の上位進出校が夏に甲子園に戻ってこられるのかというと、楽観視できないように思います。今年の選手権大会予選では、京都・大阪・愛知・栃木にも注目しておこう、と考えています。

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