選抜高校野球開幕

 昨日、第86回選抜高校野球大会が開幕しました。入場行進では、久々の甲子園出場となる池田に大きな拍手が送られていました。私もそうですが、やはり高校野球ファンには懐古趣味の人が多いのでしょうか。私のように現在40代以上だと、池田の強さが強烈に印象に残っている、という人も多いことでしょう。とくに、1982年の選手権大会の優勝は強烈な印象を残し、準々決勝の早稲田実業戦での猛打には驚きました。荒木投手があそこまで滅多打ちにあうとは、思ってもいませんでした。池田とPL学園の校歌は今でも覚えているくらいです。

 第1試合は中盤までは互角の戦いだったのですが、終盤に神村学園が突き放して6-1で岩国に勝ちました。第2試合は福知山成美が先行し、山梨学院大も粘ったのですが、福知山成美が8回に突き放し、6-2で山梨学院大に勝ちました。第3試合は履正社が2回に押し出しと満塁本塁打で5点をとりましたが、その後は5回まで案外打ちあぐねました。結局、履正社は11-0で小山台に完勝しましたが、優勝候補としてはやや物足りない感もありました。もっとも、小山台はあわやノーヒットノーランに抑えられそうでしたし、履正社は今後調子を上げてきそうな気もするので、やはり優勝候補の一角だろう、とは思いますが。小山台は都立高校ということで注目されていたのですが、やはり実力の差は如何ともし難かったようです。相手は優勝候補ですから、仕方のないところでしょう。

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