大河ドラマ『軍師官兵衛』第5回「死闘の果て」
まだ日付は変わっていないのですが、2月3日分の記事として掲載しておきます。今回は序盤の山場とも言うべき回だったように思います。官兵衛にとっては、不利な状況のなか宿敵を打ち破って姫路を守ったとはいえ、叔父と傅役と幼い頃から共に育ってきた家臣が討ち死にしたわけですから、なんとも苦い勝利でした。斬新な解釈とか視聴者を唸らせるような仕掛けとかきょくたんに過剰な演出とかがあるわけではないものの、なかなか盛り上げてきたのではないか、と思います。これまでのところは、大河ドラマとして無難な出来になっている、と言えそうです。
主人公の官兵衛の一騎討ちは、いかに乱戦になったとはいえ、時代劇のお約束らしい不自然なものでしたが、きょくたんに不自然な演出にはなっておらず、大きな違和感はなく見ていられました。ただ、一騎討ちの相手が、それなりに目立っていたとはいえ、主人公の一騎討ちの相手としてはさほど重要な人物ではなかったかな、とは思いますが。今回も織田家の動向が描かれ、信長と義昭との対立や半兵衛が秀吉に仕えるにいたった経緯が描かれました。これまで、毎回織田家の動向が描かれることについて、それほど悪いとは思わなかったのですが、今回は織田家の場面は省き、官兵衛の奮闘と黒田家の人間模様をより丁寧に描いた方がよかったのではないか、と思います。
主人公の官兵衛の一騎討ちは、いかに乱戦になったとはいえ、時代劇のお約束らしい不自然なものでしたが、きょくたんに不自然な演出にはなっておらず、大きな違和感はなく見ていられました。ただ、一騎討ちの相手が、それなりに目立っていたとはいえ、主人公の一騎討ちの相手としてはさほど重要な人物ではなかったかな、とは思いますが。今回も織田家の動向が描かれ、信長と義昭との対立や半兵衛が秀吉に仕えるにいたった経緯が描かれました。これまで、毎回織田家の動向が描かれることについて、それほど悪いとは思わなかったのですが、今回は織田家の場面は省き、官兵衛の奮闘と黒田家の人間模様をより丁寧に描いた方がよかったのではないか、と思います。
この記事へのコメント
ただそれはあくまで、合戦シーンのみ。
エキストラの少なさが妙にリアリティがあり、演出も悪くなかった。
主人公VS石川の一騎打ちもなかなかでした。
ただそれ以外は、いつもどおりでした(汗)
肝心な脚本が微妙・イマイチなんだよな。
だから、どんなに良い合戦シーンがあっても、ドラマがどうしても地味に見える。
そこが惜しい点でした。
母里武兵衛と小河良利の死
ちょっと唐突すぎました。おたつの死同様、余り重みを感じませんでした。
ベテラン役者なのに、ちょっと損な役割でした。残念です。
あっさりスルーされた感じがしました。
今回は今までで、一番マシな内容でした。
ベタでイマイチなのは、否めませんが、これから良くなる事を祈ります。