大河ドラマ『軍師官兵衛』第8回「秀吉という男」

 まだ日付は変わっていないのですが、2月24日分の記事として掲載しておきます。官兵衛は信長に播磨攻略法を説き、信長に播磨攻めの総大将に任命された秀吉から居城の長浜城に招かれます。官兵衛が信長・秀吉と本格的に関わることになり、いよいよ物語が動き始めた感があります。その意味で、今回は官兵衛と信長・秀吉とのやり取りに集中し、長政と又兵衛の話などは前回か次回に回すべきだったように思います。今回はやや話がぼやけてしまった感があります。正直なところ、これまでは物語の盛り上げに成功しているとは言い難いのですが、何とか今後は見せ場が多くつながりのある展開になってもらいたいものです。

 ここまで見てきて、信長の配役は失敗だったかな、というのが率直な感想です。秀吉は予想通りの人物造形でしたが、すでに1996年放送の『秀吉』から18年も経過しており、若い人の中には未視聴の人も多いでしょうし、私も『秀吉』についての記憶が薄れているので、わりと新鮮な印象を受けています。石田三成は今回が初登場となり、すでに秀吉から信用され重用されているようです。今回はまだあまり人物像が明かされませんでしたが、主人公の官兵衛との関係から予想すると、この作品ではあまりよく描かれないような気がします。

この記事へのコメント

ひろし
2014年02月25日 14:19
今回は面白かったです。ようやく物語が動き始めました。
主役は完全に秀吉でした!
流石ベテランの竹中さん。気合が入ってました!
『秀吉』から18年も経過しており、流石の私も記憶が薄れてるので、新鮮な印象を受けています。BS・時代劇専門チャンネルで、『秀吉』の再放送希望!

今回は、官兵衛、織田信長・豊臣秀吉と初対面。
個人的に、今回の内容は、2~3話前に済ませるべきでした。
ここまで来るのに、無駄に長かったような気がします(汗)。

信長の配役について
同感です。
配役が発表されてから、不安がありましたが、もうちょっとどうにかならなかったのか。
江口さんが大河で演じる人物はどれも大物ですが、余りパッとしないのが否めません(特に『新選組!』の龍馬)。やはり時代劇には向いてないのかな?
3年前の『江』ですら、トヨエツの信長はカリスマ性があり、個性がありました。
全編の内容はアレですが、それでも序盤では一番マトモな人物でした。

石田三成登場
まだ人物が明かされてませんが、余りパッとしませんでした。
田中圭さんは、好きな役者ですが、もう少しどうにかならなかったのか。
3年前の三成に似てます。5年前の小栗三成の方が、個性があってまだマシでした。

よく考えると、今年の重要人物の配役は失敗が多いのが否めませんね(明智光秀も含めて)。
この辺が非常に残念に思います。
これだと、中盤・終盤以降に登場される、家康の配役が気になります。

次回、主人公が試される内容。
このまま、一気に盛り上がる事を祈ります。

それでは~
2014年02月25日 21:54
そう言えば、家康の配役発表はまだでしたね。

まだ登場しないということは、ベテランが予定されていて若い時期を演じると違和感があるためなのか、それとも演者の日程的な都合で登場が遅れているのか、気になるところです。
なんてこったい(!!)
2014年02月25日 22:57
既にご存知と思われますが、『秀吉』の再放送はチャンネル銀河で第16話まで進んでいます(2月25日現在)。
2014年02月26日 21:48
チャンネル銀河で『秀吉』が再放送中とは知りませんでした。

時代劇専門チャンネルで再放送中の『徳川家康』は気づいて視聴しているのですが。

『徳川家康』は初視聴なのですが、面白くてはまっています。

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