大河ドラマ『徳川家康』前半終了
まだ日付は変わっていないのですが、2月17日分の記事として2本掲載しておきます(その一)。現在、時代劇専門チャンネルで1983年放送の大河ドラマ『徳川家康』が再放送中です。以前、NHKで年始に総集編が再放送されたことがありますが(確か、『独眼竜政宗』の総集編も同じ頃に再放送されていました)、本編を視聴するのは今回が初めてとなります。今冬は寒く、東京でも2回大雪となり、私も色々と大変でした。そんな寒い中、ひじょうに暑苦しい作風の『徳川家康』の再放送は、時宜を得たものと言えるかもしれません。
先週までにちょうど半分となる第25回までの再放送が終了しました。物語としても、信康の死と本能寺の変を経て伊賀越えまでが描かれ、区切りがよいというか、転機を迎えた感があります。大部の原作を1年で放送するためなのか、かなり駆け足なのがこの作品の特徴となっており、三河一向一揆もあっさりとした描写になっていました。一方、三方ヶ原の戦いまでは駆け足だったものの、大賀弥四郎・築山殿・信康の動向とその顛末はかなり丁寧に描かれており、要点をおさえた脚本・演出になっているように思います。できれば、2年かけて丁寧に描いてもらいたかったものです。
私は中学生の頃に原作を読み通しましたが、断片的にしか覚えておらず、どこまで原作に忠実な脚本になっているのかというと、自信はありません。ただ、原作では弥四郎の扱いが結構大きかったな、ということは覚えています。弥四郎の存在を知ったのも、原作を読んでのことでした。映像化されたこの作品でも弥四郎の扱いは大きく、一時は主役と言ってもよいくらいでした。弥四郎・築山殿・信康を重く扱おう、という制作意図だったのでしょうが、弥四郎・築山殿に関しては、好演もあって成功だったと思います。信康の演技はやや残念なのですが、作品全体の評価を下げるほどではないと思います。
配役については、信康のように多少残念な人物もいますが、おおむね成功していると言えそうです。とくに、今川義元と武田信玄の迫力はたいへんなもので、信玄の登場回数が2回だったのはなんとも残念です。後半になって登場する人物で注目しているのは茶々で、夏目雅子氏が演じるだけに、大いに楽しみです。総集編で見た限りでは、茶々の美しさや凛としたところが強く印象に残りました。前半はたいへん楽しく視聴できましたので、後半も楽しみです。
先週までにちょうど半分となる第25回までの再放送が終了しました。物語としても、信康の死と本能寺の変を経て伊賀越えまでが描かれ、区切りがよいというか、転機を迎えた感があります。大部の原作を1年で放送するためなのか、かなり駆け足なのがこの作品の特徴となっており、三河一向一揆もあっさりとした描写になっていました。一方、三方ヶ原の戦いまでは駆け足だったものの、大賀弥四郎・築山殿・信康の動向とその顛末はかなり丁寧に描かれており、要点をおさえた脚本・演出になっているように思います。できれば、2年かけて丁寧に描いてもらいたかったものです。
私は中学生の頃に原作を読み通しましたが、断片的にしか覚えておらず、どこまで原作に忠実な脚本になっているのかというと、自信はありません。ただ、原作では弥四郎の扱いが結構大きかったな、ということは覚えています。弥四郎の存在を知ったのも、原作を読んでのことでした。映像化されたこの作品でも弥四郎の扱いは大きく、一時は主役と言ってもよいくらいでした。弥四郎・築山殿・信康を重く扱おう、という制作意図だったのでしょうが、弥四郎・築山殿に関しては、好演もあって成功だったと思います。信康の演技はやや残念なのですが、作品全体の評価を下げるほどではないと思います。
配役については、信康のように多少残念な人物もいますが、おおむね成功していると言えそうです。とくに、今川義元と武田信玄の迫力はたいへんなもので、信玄の登場回数が2回だったのはなんとも残念です。後半になって登場する人物で注目しているのは茶々で、夏目雅子氏が演じるだけに、大いに楽しみです。総集編で見た限りでは、茶々の美しさや凛としたところが強く印象に残りました。前半はたいへん楽しく視聴できましたので、後半も楽しみです。
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