大河ドラマ『軍師官兵衛』第3回「命の使い道」
まだ日付は変わっていないのですが、1月20日分の記事として掲載しておきます。官兵衛の幼馴染の「おたつ」は小寺家の同盟者となった浦上家に嫁ぐことになります。その婚礼の儀で浦上家は油断しているだろうということで、赤松家が浦上家を襲撃し、「おたつ」は落命します。初恋が悲恋どころか悲劇に終わり、これが官兵衛の人生観・言動に大きく影響を与えるのではないか、と思います。「おたつ」の死により復讐心に燃え自分を見失いかけている若き官兵衛を、祖父・父など周囲の大人が諭します。これは長期ドラマの定番の一つであり、手堅い作りを志向しているこの作品らしいな、と思います。
今回も信長が登場し、その妻のお濃が初めて登場しました。知名度のある女優が起用されたということは、お濃は重要な役割を担うことになるのでしょうか。美濃の情勢も描かれ、半兵衛の冷徹なところが垣間見られました。官兵衛は父の命により堺へと向かい、その途中で荒木村重と出会い、助けられます。村重はなかなか個性的な人物のようです。官兵衛は堺でキリスト教を知り、後の入信の伏線ということなのでしょう。主役の滑舌が悪いのは困ったものですし、相変わらず語りは作風に合っていないように思いますが、第3回まで視聴した限りでは、とくに奇を衒った作風ではなさそうなので、最終回まで視聴を続けられそうです。
今回も信長が登場し、その妻のお濃が初めて登場しました。知名度のある女優が起用されたということは、お濃は重要な役割を担うことになるのでしょうか。美濃の情勢も描かれ、半兵衛の冷徹なところが垣間見られました。官兵衛は父の命により堺へと向かい、その途中で荒木村重と出会い、助けられます。村重はなかなか個性的な人物のようです。官兵衛は堺でキリスト教を知り、後の入信の伏線ということなのでしょう。主役の滑舌が悪いのは困ったものですし、相変わらず語りは作風に合っていないように思いますが、第3回まで視聴した限りでは、とくに奇を衒った作風ではなさそうなので、最終回まで視聴を続けられそうです。
この記事へのコメント
重みがない、葛藤がない、工夫力がない。
この3つ要素が足りないに相応しい3話目でした(汗)。
でも、こう考えると色々ともったいなく、悔やむなあ。
久しぶりの戦国テーマなのに、もうちょっとどうにかならないものか。
おたつの死
重みが全然ない。唐突すぎ。BGMもいい加減すぎ。重要人物ではないのに、無理に悲劇的にする必要はなかった。ていうか、ダイジェストでも良かったです。
同じ戦国テーマの『風林火山』の序盤で亡くなったミツの方が、重みがありました。
竹中半兵衛始動
演じるのは、ベテランの谷原章介さん。正直、主役は彼の方が良かったかも(笑)。
官兵衛と重隆の会話
ここは、まあまあ良かったです。竜雷太さんの、ベテランっぽさが見れたが、モヤモヤする雰囲気(演出、BGMなど)が否めませんでしたが。
荒木村重登場
田中哲司さんとは、意外なキャスティング!やっと、戦国っぽい人物が現れた感じがしました。今回で、一番良かった所。
3話目で、こんなに脱力感がある大河は久しぶりです。しかも、久しぶりの男性主役戦国大河なので、余計に感じます。早くなんとかして欲しいです(汗)。
没落後がどう描かれるのか、注目しています。