『あまちゃん』第14週「おら、大女優の付き人になる」

 まだ日付は変わっていないのですが、7月7日分の記事として掲載しておきます。第14週も、アキとずぶん先輩との東京での再会や、アキと鈴鹿ひろ美とのやり取りなど見どころが多数ありましたが、やはりもっとも気になるのは、最後に描かれた、アキが天野春子の娘だと知った時の太巻の反応で、あまりにも狼狽えていて尋常ではありませんでした。これまでにも示唆されていましたが、春子と太巻との間には何か因縁があったのだな、と改めて視聴者に印象づける脚本・演出になっていました。謎解きという点では、春子と太巻(とひろ美)の関係が後半最大の見せ場となりそうです。

 第14週の最後の太巻の反応からは、以前このブログで推測したように、
https://sicambre.seesaa.net/article/201306article_30.html
春子が太巻の弱みを握っているか、太巻は春子に何らかの負い目があるのではないか、という気がします。おそらくそれは、映画『潮騒のメモリー』に関することなのでしょうが、『潮騒のメモリー』の主人公が海女(の娘)であることから推測すると、企画の時点では春子が主役として想定されていたのかもしれません。それが結局鈴鹿ひろ美主演となったのは、上記の記事でも推測したように、映画会社かスポンサーの意向のためであり、太巻は春子を庇いきれなかった、ということなのかもしれません。太巻の反応から推測すると、春子の娘のアキに復讐されるか、過去の悪事?を暴露されるかもしれない、と太巻は恐れているのでしょうか。

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