『天智と天武~新説・日本書紀~』第2集発売
これは7月3日分の記事として掲載します。待望の第2集が発売されましたが、またしても表紙の中大兄皇子が裸だったのには困惑しました。第2集には、
第9話「月皇子」・第10話「豊璋の泣き所」
https://sicambre.seesaa.net/article/201301article_26.html
第11話「定恵入唐」
https://sicambre.seesaa.net/article/201301article_31.html
第12話「孝徳帝の決意」
https://sicambre.seesaa.net/article/201302article_10.html
第13話「大見得」
https://sicambre.seesaa.net/article/201302article_27.html
第14話「孝徳置き去り」
https://sicambre.seesaa.net/article/201303article_13.html
第15話「皇位継承者」
https://sicambre.seesaa.net/article/201303article_28.html
第16話「重祚の条件」
https://sicambre.seesaa.net/article/201304article_11.html
第17話「狂心の渠」
https://sicambre.seesaa.net/article/201304article_26.html
が収録されています。それぞれの話については、上記の記事にて述べているので、ここでは繰り返しません。この第2巻、とくに第9話「月皇子」にて謎解きがかなり進みましたが、舒明帝の人物像など、それでも不明な点が多く残されており、今後明かされることを期待しています。
この第2集では、第1巻では豊璋に利用されている感の強かった中大兄皇子が、次第に豊璋も手におえないような「怪物」に成長していく様子が描かれています。この第2集は、その中大兄皇子と大海人との心理的駆け引きが中心となって話が展開し、この心理的駆け引きに、豊璋・孝徳帝・宝皇女(皇極天皇、斉明天皇)・有間皇子・蘇我赤兄も関わってきます。第1巻では、この心理的駆け引きは大海人が中大兄皇子にたいして終始優位に立つのですが、第2巻では、中大兄皇子が大海人にたいして優位に立つ場面もありました。それでもなお、大海人が中大兄皇子を翻弄しているところもあり、それは、中大兄皇子の蘇我入鹿への複雑な想いを大海人が知っている一方で、中大兄皇子はそのことに気づいていないからなのでしょう。第3巻の刊行も楽しみです。
第9話「月皇子」・第10話「豊璋の泣き所」
https://sicambre.seesaa.net/article/201301article_26.html
第11話「定恵入唐」
https://sicambre.seesaa.net/article/201301article_31.html
第12話「孝徳帝の決意」
https://sicambre.seesaa.net/article/201302article_10.html
第13話「大見得」
https://sicambre.seesaa.net/article/201302article_27.html
第14話「孝徳置き去り」
https://sicambre.seesaa.net/article/201303article_13.html
第15話「皇位継承者」
https://sicambre.seesaa.net/article/201303article_28.html
第16話「重祚の条件」
https://sicambre.seesaa.net/article/201304article_11.html
第17話「狂心の渠」
https://sicambre.seesaa.net/article/201304article_26.html
が収録されています。それぞれの話については、上記の記事にて述べているので、ここでは繰り返しません。この第2巻、とくに第9話「月皇子」にて謎解きがかなり進みましたが、舒明帝の人物像など、それでも不明な点が多く残されており、今後明かされることを期待しています。
この第2集では、第1巻では豊璋に利用されている感の強かった中大兄皇子が、次第に豊璋も手におえないような「怪物」に成長していく様子が描かれています。この第2集は、その中大兄皇子と大海人との心理的駆け引きが中心となって話が展開し、この心理的駆け引きに、豊璋・孝徳帝・宝皇女(皇極天皇、斉明天皇)・有間皇子・蘇我赤兄も関わってきます。第1巻では、この心理的駆け引きは大海人が中大兄皇子にたいして終始優位に立つのですが、第2巻では、中大兄皇子が大海人にたいして優位に立つ場面もありました。それでもなお、大海人が中大兄皇子を翻弄しているところもあり、それは、中大兄皇子の蘇我入鹿への複雑な想いを大海人が知っている一方で、中大兄皇子はそのことに気づいていないからなのでしょう。第3巻の刊行も楽しみです。
この記事へのコメント