『週刊新発見!日本の歴史』第6号「鎌倉時代1 源頼朝と武家政権の模索」
まだ日付は変わっていないのですが、7月24日分の記事として掲載しておきます。この第6号は治承・寿永の乱から頼朝が没する頃までを対象としており、鎌倉幕府成立の過程についての論考が掲載されています。マスコミでよく取り上げられる鎌倉幕府の成立年代について、諸説あることがやや詳しく取り上げられており、一般向けであることを強く意識した構成になっていると思います。もっとも、この第6号では、鎌倉幕府がいつ成立したかという形式論的な議論よりも、いかにして成立したのか、段階的に把握することの重要性が指摘されています。
その他には、これもマスコミでたまに取り上げられるので一般にも馴染み深い話題でしょうが、頼朝を描いたものとして長い間考えられてきた肖像画は、そうではない可能性が高い、という見解も取り上げられていて、こちらも一般向けであることを意識した構成になっていると思います。ただ、この時代の人物としては、今でも最も大衆的な人気のありそうな源義経については、あまり取り上げられていません。義経の大衆的な人気が以前よりも低下しているのかもしれませんが、義経についても、「新発見」的な論考があってもよかったのではないかな、とも思います。
その他には、これもマスコミでたまに取り上げられるので一般にも馴染み深い話題でしょうが、頼朝を描いたものとして長い間考えられてきた肖像画は、そうではない可能性が高い、という見解も取り上げられていて、こちらも一般向けであることを意識した構成になっていると思います。ただ、この時代の人物としては、今でも最も大衆的な人気のありそうな源義経については、あまり取り上げられていません。義経の大衆的な人気が以前よりも低下しているのかもしれませんが、義経についても、「新発見」的な論考があってもよかったのではないかな、とも思います。
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