愛国先生の新平安時代論

 これは5月9日分の記事として掲載しておきます。愛国先生については、以前その平安時代論
http://sinnnoaikokuhosyu.seesaa.net/article/171695409.html
をこのブログで取り上げたことがありますが、
https://sicambre.seesaa.net/article/201101article_13.html
最近、愛国先生が新たな平安時代論を「愛国を考えるブログ」で公表していたことに気づきました。
http://sinnnoaikokuhosyu.seesaa.net/article/358190753.html

 愛国先生の旧平安時代論では、「平安時代は文学が有名である。だが、その代表作として知られている源氏物語と伊勢物語は作品中に非実在青少年がたくさん登場するとんでもない卑猥な作品である。つまり両作品はジェンダーフリーを先取りした作品なのだ」とか、「平安時代という危険な時代を称賛することは日本を危うくさせるものとして認識すべきである。平安時代は暗黒の時代だったのだ。私は平安時代の欺瞞性をことあるごとに追及していこうと思う」とか、と述べられていますが、新平安時代論では、「平安時代には源氏物語や竹取物語と言った現在でも語り継がれる傑作が次々と生み出されていった。まさに平安時代は日本の文化が花開いたのである」とあります。

 愛国先生を単純にご都合主義の国士様と考えることもできますが、以前述べたように、
https://sicambre.seesaa.net/article/201101article_13.html
「愛国を考えるブログ」は「釣り」と考えるのが妥当であり、今回は、2010年12月4日に張った伏線(旧平安時代論)を2年半かけて回収した、ということなのだと思います。おそらく愛国先生も、どれだけ反響があるだろうか、と楽しみにしていたのではないでしょうか。しかし、反響はコメント一つだけで、愛国先生は失望したのではないか、と思います。これだけ反響が少なかったのは、伏線を張ってから回収するまでの期間が長すぎたということもあるのでしょうが、愛国先生が飽きられている、ということなのかもしれません。愛国先生は、釣り師としては芸に乏しく、ひたすら下品な芸風なので、飽きられるのは仕方のないところかな、と思います。

 他の記事で興味深いのは、「長嶋氏と松井氏の国民栄誉賞を祝福する」と題した5月5日付の記事で、
http://sinnnoaikokuhosyu.seesaa.net/article/358779483.html
「私にとって長嶋氏はスーパースターだ。物心がついたときにはすでに選手としては晩年だったが、その姿はテレビを通じて今でも目に焼き付いている」とあります。この告白が嘘でないとすると、愛国先生は1960年代後半~1970年頃の生まれで、現在40代半ばということになりそうです。まあ、ネットでの告白だけですからどこまで信用できるか分からないのは当然で、愛国先生が20代前半だったり60代だったりする可能性も考えられますが。

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