なぞ多い絶滅人類ネアンデルタール人
これは5月31日分の記事として掲載しておきます。5月30日付の読売新聞夕刊の科学欄の「ハテナ君が聞く」という連載で、「なぞ多い絶滅人類」との題でネアンデルタール人(ホモ=ネアンデルターレンシス)が取り上げられていました。文章はたいへん短いのですが、その字数制限のなかで、ネアンデルタール人についての基本的な解説や、近年における現生人類(ホモ=サピエンス)との交雑説の進展や、ネアンデルタール人の所産の可能性も指摘されているスペインの洞窟壁画にも言及しておりなかなか充実した記事になっている、と思います。
この記事の解説は読売新聞の三井誠記者で、以前に三井記者の著書『人類進化の700万年』をこのブログで取り上げたことがありますが、
https://sicambre.seesaa.net/article/200803article_19.html
同書は人類進化史の入門書としてたいへん優れており、基本的には今でも通用する内容だと思います。ただ、刊行からもう8年ほど経過しているだけに、研究の進展の早いこの分野の本としては情報がやや古くなっている感も否めず、そろそろ続編か増補改訂版が刊行されることを願っています。
この記事の解説は読売新聞の三井誠記者で、以前に三井記者の著書『人類進化の700万年』をこのブログで取り上げたことがありますが、
https://sicambre.seesaa.net/article/200803article_19.html
同書は人類進化史の入門書としてたいへん優れており、基本的には今でも通用する内容だと思います。ただ、刊行からもう8年ほど経過しているだけに、研究の進展の早いこの分野の本としては情報がやや古くなっている感も否めず、そろそろ続編か増補改訂版が刊行されることを願っています。
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