ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』244~247話
まだ日付は変わっていないのですが、4月8日分の記事として掲載しておきます。244話「さらば、スコッチ!」・245話「刑事犬対ギャング犬」・246話「赤ちゃん」・247話「家出」を視聴しました。244話「さらば、スコッチ!」にて、スコッチが転勤という形で番組を一旦去ることになります。『太陽にほえろ!』では初の、転任という形でのレギュラー刑事の降板となります。スコッチの登場から転任までの半年間は、スコッチの心の回復が重要なテーマとなり、すでに225話「疑惑」
https://sicambre.seesaa.net/article/201109article_9.html
でスコッチの心はほぼ回復したとも言え、1977年本放送分の話では、すでに一係の他の刑事とも打ち解けた感がありますが、この244話にて、スコッチはかつての婚約者と再会して悲しい別れを経験したことにより、完全に心を回復し、一回り大きい刑事に成長したように思います。最後まで緊張感の続く展開になっており、存在感のあるスコッチの退場に相応しい話になっていると思います。
245話「刑事犬対ギャング犬」は動物もので、準レギュラーとも言うべき警察犬のジュンが登場します。この時期には警察犬の話が度々見られるのですが、動物ものは評判がよいということなのでしょうか。今回は、後にロッキー刑事としてレギュラー出演する木之元亮氏(この時は本名の木野本良一名義)がテスト出演していることも注目されます。246話「赤ちゃん」は、新人刑事の教育係的役割を担ったと言ってもよい麻薬捜査官の房江がメインゲストで、今回はボンが「生徒」となります。マカロニ・ジーパン・テキサスと続いてきた房江と新人刑事の話もこれが最後となり、鮫島勘五郎シリーズほど面白かったわけではありませんが、寂しさはあります。247話「家出」は、以前このブログで取上げましたが、改めて視聴して、評価を上げました。
https://sicambre.seesaa.net/article/201109article_22.html
各回の評価は以下の通りです。
244話「さらば、スコッチ!」10
245話「刑事犬対ギャング犬」6
246話「赤ちゃん」6
247話「家出」10
https://sicambre.seesaa.net/article/201109article_9.html
でスコッチの心はほぼ回復したとも言え、1977年本放送分の話では、すでに一係の他の刑事とも打ち解けた感がありますが、この244話にて、スコッチはかつての婚約者と再会して悲しい別れを経験したことにより、完全に心を回復し、一回り大きい刑事に成長したように思います。最後まで緊張感の続く展開になっており、存在感のあるスコッチの退場に相応しい話になっていると思います。
245話「刑事犬対ギャング犬」は動物もので、準レギュラーとも言うべき警察犬のジュンが登場します。この時期には警察犬の話が度々見られるのですが、動物ものは評判がよいということなのでしょうか。今回は、後にロッキー刑事としてレギュラー出演する木之元亮氏(この時は本名の木野本良一名義)がテスト出演していることも注目されます。246話「赤ちゃん」は、新人刑事の教育係的役割を担ったと言ってもよい麻薬捜査官の房江がメインゲストで、今回はボンが「生徒」となります。マカロニ・ジーパン・テキサスと続いてきた房江と新人刑事の話もこれが最後となり、鮫島勘五郎シリーズほど面白かったわけではありませんが、寂しさはあります。247話「家出」は、以前このブログで取上げましたが、改めて視聴して、評価を上げました。
https://sicambre.seesaa.net/article/201109article_22.html
各回の評価は以下の通りです。
244話「さらば、スコッチ!」10
245話「刑事犬対ギャング犬」6
246話「赤ちゃん」6
247話「家出」10
この記事へのコメント
後に復帰させることを、ぼんやり程度に考慮した上での「さらば、スコッチ!」だと思います。その方が「太陽…」がピッタリ成立すると思います。
当初、降板後のゲスト出演は考えられていたでしょうが、本格的な復帰が健闘されるようになったのは、1979年になってからかもしれません。