東京大賞典結果

 まだ日付は変わっていないのですが、12月30日分の記事として掲載しておきます。大井では第58回東京大賞典が行なわれました。東京大賞典の時期になると、いよいよ今年も終わりなのだなあ、と毎年実感させられます。スマートファルコンが引退し、フリオーソとエスポワールシチーとトランセンドはとっくに全盛期を過ぎ、この1年間でダート路線の主役はがらりと変わったように思います。今年の帝王賞を楽勝し、ダート路線の新たな主役と期待されたゴルトブリッツは残念ながら死亡し、ジャパンカップダートを完勝したニホンピロアワーズは出走してこなかったので、やや寂しい出走馬構成になってしまった感は否めませんでしたが、それでも今年最後の大レースということで、楽しみではありました。

 レースは、エスポワールシチーがスタートで躓いて大きく出遅れ、フリオーソが逃げて遅い流れとなりました。フリオーソは久々ということもあってか直線で失速し、前につけたローマンレジェンドが抜け出し、そこを外からワンダーアキュートが追い込んできて、ワンダーアキュートが差しそうだな、と一瞬思ったのですが、外を回った分の差ということなのか、鞍上の差もあったのか、直線半ばで脚色が鈍り、ローマンレジェンドが粘り切って勝ち、ワンダーアキュートはハタノヴァンクールにも差されて3着に終わりました。来年のダート路線のことを考えると、まだ活力を維持しているとはいえ、6歳のワンダーアキュートが勝つよりも、4歳のローマンレジェンドが勝ち、3歳のハタノヴァンクールが2着という結果のほうが盛り上がりそうなので、これでよかったのではないか、とも思います。

 この東京大賞典で、ボンネビルレコードとフリオーソは引退となるようです。ともに長くに亘ってダート路線を盛り上げ続けてきた名馬でした。正直なところ、フリオーソは2歳時に私が抱いていた期待からするとやや物足りない成績だったのですが、それでも2歳から8歳までずっと一線級で活躍し続けたのは見事なもので、本当に偉大な名馬でした。エスポワールシチーは大きく出遅れたのが敗因とはいえ、それがなくても勝てなかっただろう、と思います。エスポワールシチーがもう最強馬の座に返り咲くことはなさそうですが、相手関係に多少恵まれれば、まだどこかで大レースを勝てるのではないか、と思います。エスポワールシチーの1歳下のトランセンドの不振は深刻で、一線級への返り咲きは難しそうです。

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