有馬記念結果

 まだ日付は変わっていないのですが、12月24日分の記事として掲載しておきます。中山では第57回有馬記念が行なわれました。かつて、天皇賞が勝ち抜け制で、ジャパンカップがなかった頃には、有馬記念が中央競馬最高峰のレースだったのでしょうが、今年のジャパンカップで1・2着となった、今年の三冠牝馬ジェンティルドンナと昨年の三冠馬オルフェーヴルとが出走せず、有馬記念の凋落を改めて印象づける出走馬構成となりました。もう、有馬記念が「実力日本一決定戦」と呼ばれることはないのでしょう。

 レースは、2番人気のルーラーシップが派手に出遅れ、1番人気のゴールドシップもスタートが悪く、1・2番人気の2頭が後方から進むという展開になりました。逃げたのはアーネストリーで、遅い流れにはならず、かといって速い流れでもなかったのですが、途中できょくたんにペースが落ちることもなかったので、持久力の問われるレースになったのではないか、と思います。道中、ルーラーシップがゴールドシップよりも前に行き、ゴールドシップは最後方から進み、向こう正面でもあまり手応えがよくないようにも見えたのですが、3角から外をまくっていき、一度息を入れて直線では一瞬内側に入ろうとしたものの、立て直して外に出してから追い込み、豪快に先行馬を差し切って勝ちました。

 ゴールドシップは、外を回ったことと、直線でも一度立て直して外に持ち出してから追い込んできたことを考えると、今年の有馬記念はジャパンカップと比較して出走馬構成が劣るとはいっても、たいへん強い勝ち方で、オルフェーヴルやジェンティルドンナが相手でも、互角以上の勝負に持っていけるだけの強さを示したのではないか、と思います。オルフェーヴルが出走しなかったのでやや落ち込んでしまいましたが、ゴールドシップが勝ってなんとも嬉しいものです。2着はオーシャンブルーで、ステイゴールド産駒の1・2着となりました。やはりステイゴールド産駒の底力はすごいもので、来年の凱旋門賞には、ステイゴールド産駒の有力馬が複数出走してくれればよいのに、と思います。

 ルーラーシップは派手な出遅れからよく3着まで追い込んできました。結果論でいうと、3角までは最後方で我慢し、3角からゴールドシップと同じようにまくっていったほうがよかったかもしれません。エイシンフラッシュは、デムーロ騎手から三浦騎手へと乗り替わりになったことで人気を落としましたが、直線では内を突いて一瞬先頭に立ちました。この乗り替わりでエイシンフラッシュを切った人たちは、一瞬焦ったことでしょう。三浦騎手は、鞍上弱化とも言われましたが、今回はなかなかの好騎乗だったと思います。おそらく、鞍上がデムーロ騎手のままだったとしても、エイシンフラッシュは3着が精一杯だったのではないか、と思います。

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