『太陽にほえろ！』３０１話「銀河鉄道」１０

　ウェブリブログの調子が悪く、１１月１日から長期メンテナンスに入ったので、この間は更新できませんでしたが、公開予定の記事は用意していたので、まとめて日分更新することにします。これは１１月５日分の記事として掲載しておきます。

　子供たちの自殺を憂えたプロデューサーが、子供たちに命の尊さを訴えるために企画した回です。当時、視聴率が高かったということもあって、このような冒険ができたのでしょう。３０年も前の作品で、さすがに舞台には古臭さを感じますが、子供たちの置かれた状況や自殺する心理、周囲の大人たちのとるべき行動などは、現代にも通ずるところがあると思います。子役の方の演技がなかなか上手いことも、作品の質を高めています。

　上記の文章を書いたのは随分と前のことで、はっきりと覚えてはいないのですが、購入時期から推測すると２００７年後半だと思います。自殺しようとして山さんに説得された子供を演じたのは水野哲氏で、水野氏はこの３０１話が放送された２年前の大河ドラマ『風と雲と虹と』では、第１回で主人公の平将門の少年時代を演じており、露口茂氏演じる田原藤太（藤原秀郷）と出会うという場面が描かれています。
https://sicambre.seesaa.net/article/200909article_10.html
『風と雲と虹と』を視聴したのは、上記の文章を書いた後のことで、今となっては、この配役には感慨深いものがあります。