ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』209~212話
まだ日付は変わっていないのですが、11月14日分の記事として掲載しておきます。209話「働くものの顔」・210話「栄光」・211話「待伏せ捜査」・212話「情報」を視聴しました。209話「働くものの顔」は、女性の社会進出を主題にした話で、当時の世相をうかがわせる内容となっています。『太陽にほえろ!』は放送開始からすでに40年以上経過し、放送終了からも26年近く経過したことになりますから、放送当時の世相や都市景観を知るための映像資料として、今後大いに活用できるように思います。210話「栄光」は、ボス賛歌といった感じの内容で、日本映画全盛期からの石原裕次郎氏のファンを対象にした作品のように思えます。
211話「待伏せ捜査」は、謎解きの要素の強い作品になっていますが、早い段階でオチが見えてしまったのが残念です。212話「情報」は、刑事と情報屋との付き合い方を山さんがボンに教育するという話で、新人刑事の成長物語としての性格が強くなっています。今回は個性の強い情報屋が何人か登場しますが、そのなかでもとくに癖のある情報屋の有田を演じるのは石橋蓮司氏で、石橋氏の演技・存在感はさすがです。この有田は好評だったのか、テスコッチが最初に在籍していた頃にもう一度登場します。話には結構重いところもあるのですが、喜劇調のところもあり、『太陽にほえろ!』多様な面白さがよく表れている話になっているのではないか、と思います。
各回の評価は以下の通りです。
209話「働くものの顔」7
210話「栄光」6
211話「待伏せ捜査」7
212話「情報」9
211話「待伏せ捜査」は、謎解きの要素の強い作品になっていますが、早い段階でオチが見えてしまったのが残念です。212話「情報」は、刑事と情報屋との付き合い方を山さんがボンに教育するという話で、新人刑事の成長物語としての性格が強くなっています。今回は個性の強い情報屋が何人か登場しますが、そのなかでもとくに癖のある情報屋の有田を演じるのは石橋蓮司氏で、石橋氏の演技・存在感はさすがです。この有田は好評だったのか、テスコッチが最初に在籍していた頃にもう一度登場します。話には結構重いところもあるのですが、喜劇調のところもあり、『太陽にほえろ!』多様な面白さがよく表れている話になっているのではないか、と思います。
各回の評価は以下の通りです。
209話「働くものの顔」7
210話「栄光」6
211話「待伏せ捜査」7
212話「情報」9
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