『太陽にほえろ!』284話「正月の家」7

 まだ日付は変わっていないのですが、9月29日分の記事として掲載しておきます。珍しくアッコが主演の作品で、メインゲストは、大物になる前の柴田恭平氏です。柴田氏の演技には固いところが見受けられますが、不器用な若者という設定だったので、あえてそのように演じていたのかな、という気もします。話は、全体としてヒューマンストーリーとしての性格がつよくなっており、安定期に相応しく安心して見ていられました。

 主演ではありませんが、一係のなかでもっとも常識的なキャラであるという設定の長さんの存在が、人を信じるという作品の主題を深く印象づけるための効果を強めているところがあり、安定期には各キャラが上手く機能しているものだな、と感心しました。こうして各キャラが上手く機能していることも、安定した視聴率の一因だったのでしょう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック