ネアンデルタール人なぜ絶滅

 表題の記事が、昨日付の読売新聞夕刊に掲載されました。この記事は、以前このブログでも取り上げた、科学研究費補助金「新学術領域研究」の一環である「ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究」に基づいており、とくに目新しい情報は掲載されていないのですが、一般紙の記事としては無難なところだと思います。
https://sicambre.seesaa.net/article/201101article_19.html
https://sicambre.seesaa.net/article/201104article_6.html

 この記事では、日本ではネアンデルタール人はなじみが薄い、と指摘されていますが、ヨーロッパと比較すると、確かにそうだと言えるでしょう。ネアンデルタール人の骨が発見されているのはヨーロッパ・西アジア・中央アジアで、日本列島では発見されていませんから、仕方のないところでしょうか。「ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に基づく実証的研究」のサイト
http://www.koutaigeki.org/index.html
には、これまでの研究成果が公表されており、最近あまりサイトを訪問していなかったのですが、興味深そうな研究報告が多いので、少しずつ読んでいくつもりです。

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