ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』194~197話

 194話「兄妹」・195話「ある殺人」・196話「言葉の波紋」・197話「ペスト」を視聴しました。194話「兄妹」は、殿下と妹との関係・絆を軸に話が展開していきます。殿下の妹役は中田喜子氏で、後にもう一度登場します。途中、学芸会になりかけたところもありますが、なかなか緊張感のある展開となっていて、まずまず話を楽しめました。犯人役の堀内正美氏は、この話のような狂気を秘めた犯人役がよく似合います。堀内氏は以前にゲスト出演した73話「真夜中に愛の歌を」でも中田氏と共演していました。それにしても、殿下の妹役の中田氏はとてつもなく可愛くて、思わず見とれてしまいました(笑)。195話「ある殺人」は以前このブログで取り上げました。
https://sicambre.seesaa.net/article/201107article_27.html

 196話「言葉の波紋」は、先輩と後輩との関係が主題となっています。後輩に先を越されてしまった先輩の鬱屈と、後輩の本人はとくに意識していない一言がもたらす波紋を描き、なかなか普遍性の高い話になっているので、現代でも通用するのではないか、と思います。最後に先輩警官はふっきれて警察官を辞める決意をし、後味は悪くありません。この時期らしく、なかなか面白い話でした。197話「ペスト」は、ペスト菌を盗んだ犯人にゴリさんが拉致されるという、よくあるゴリさん苦難ものです。ゴリさんの優れた体力と高い責任感と一本気なキャラを上手く活かしており、ある意味ワンパターンとはいっても、緊張感のある展開を楽しめました。

各回の評価は以下の通りです。
194話「兄妹」8
195話「ある殺人」10
196話「言葉の波紋」9
197話「ペスト」9

この記事へのコメント

みら
2012年08月22日 00:41
そういえば先日の神がかり的長谷直美さん、気になったからy tube調べたら『私は天使じゃない』ってアルバム画像ありましたよ、やや怒りがおの…笑。
逆ネタ発想的商法ですかね?男性からみると天使のようなんでしょうね。
中田喜子さんも、この時代はまさか橋田壽賀子ファミリーで活躍するとは思ってなかったでしょう~。
最近、ブロゴルファーの尾崎建男さんと結婚した坂口良子さんは見とれますか?笑

この記事へのトラックバック