スリランカで発見された37000年前頃の人骨
スリランカ西部のファ=ヒエン洞窟で37000年前頃の人骨が発見された、と報道されました。この報道によると、年代は37000年前頃とされていますが、「放射性炭素年代測定法によって年齢を特定するために研究室に送られる」とも書かれており、37000年前頃という人骨の年代の根拠がどこにあるのか、この報道を読んだだけでは曖昧なところがあります。あるいは地質学的な推定なのかもしれませんが、骨製の武器も発見されているそうなので、動物の骨などの共伴した物質が放射性炭素年代法で測定されたのかもしれません。
この報道によると、ビーズの装飾品も発見されたとのことで、掲載された写真は小さいので、人類種についてこの報道だけでは断定できません。もしも現生人類でなければ大発見ということになりますが、おそらく現生人類(ホモ=サピエンス)なのでしょう。この人骨は、スリランカで発見された完全な形の人骨としては初めてのものになる、とのことです。スリランカでの発見ということで、この人骨からのDNAの抽出およびその解析は期待できそうになく、解剖学的な研究や歯・歯石の分析による食性の復元が進むことを大いに期待しています。
この報道によると、ビーズの装飾品も発見されたとのことで、掲載された写真は小さいので、人類種についてこの報道だけでは断定できません。もしも現生人類でなければ大発見ということになりますが、おそらく現生人類(ホモ=サピエンス)なのでしょう。この人骨は、スリランカで発見された完全な形の人骨としては初めてのものになる、とのことです。スリランカでの発見ということで、この人骨からのDNAの抽出およびその解析は期待できそうになく、解剖学的な研究や歯・歯石の分析による食性の復元が進むことを大いに期待しています。
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