『ウイニングポスト7 2012』Bモード大牧場プレイ、1994年

 古馬では7歳牡馬タマチャンアッパレ(スピード72・スタミナ51・芝・遅め)がマイルチャンピオンシップ連覇を達成し(3勝目)、スワンステークス5連覇と香港カップ制覇を達成して引退しました。相手の楽なレースを中心に選んだとはいえ、通算32戦28勝で重賞26勝ですからよく頑張ってくれました。ただ、最後まで腰の甘さが解消されなかったのは残念です。5歳馬タマチャンジョリー(スピード72・スタミナ39・芝・早め)は、ニシノフラワー・ヤマニンゼファーといった強敵相手に高松宮記念・安田記念・宝塚記念・スプリンターズステークス・天皇賞(秋)・香港マイルを勝ち、19戦全勝で引退しました。メジロマックイーン・トウカイテイオーが引退し、ビワハヤヒデが史実より遅く生まれてきて、3歳馬のナリタブライアン・サクラローレルが菊花賞までクラシック路線を歩み続けたということで、古馬王道路線に一時的な水準の低下が起きた時期を狙っての空き巣的なレース選択ではありましたが、宝塚記念と天皇賞(秋)をはじめて勝ってくれるなど、本当によく頑張ってくれました。

 4歳牡馬のタマチャンバーリン(スピード68・スタミナ51・芝・早め)は、スピードが低いのですが、楽そうなレースを選択し続けて海外GIで7戦5勝と活躍し、WRC初制覇を達成してくれました。来年も、楽そうな海外GIに出走させる予定です。4歳牝馬のタマチャンリバー(スピード70・スタミナ42・芝・遅め)は年初の目標通りヴィクトリアマイルとエリザベス女王杯を勝ち、4歳牡馬のタマチャンラス(スピード73・スタミナ48・遅め)は今年GII・GIIIだけに出走して8戦全勝で、サブパラ合計は9から13に成長しました。ダート路線では5歳牡馬のタマチャンカイドウ(スピード79・スタミナ60・ダート・早め)と4歳牡馬のタマチャンアロマ(スピード75・スタミナ74・ダート・遅め)が、サブパラ合計が最大値に近づいてきたこともあり、圧勝の連続でダートの大レースを勝ちまくり、来年も両馬ともに現役続行となります。

 3歳馬では、牝馬のタマチャンスイセイ(スピード71・スタミナ23・芝・早め)が桜花賞・NHKマイルカップの他に香港スプリントなど海外GIを3勝し、香港国際レース1日全制覇達成に貢献してくれました。牝馬のタマチャンガバナー(スピード79・スタミナ39・万能・早め)は、ジャパンダートダービーとJBCスプリントを勝ち、牝馬のタマチャンクロス(スピード72・スタミナ45・万能・早熟)は芝とダートで重賞を4戦全勝し、牝馬のタマチャンムーン(スピード73・スタミナ41・芝・遅)は成長遅めながら秋華賞を勝ってくれました。牡馬のタマチャンシーズン(スピード77・スタミナ52・芝・遅め)はサブパラ合計が9まで成長しましたが、まだじっくりと育てる時期だと思い、条件戦を勝ちあがった後はオープン特別に出走させました。

 6頭いる2歳馬では、牡馬のタマチャンマース(スピード74・スタミナ26・芝・早熟)が成長度の高さを活かしてフジキセキを圧倒して朝日杯フューチュリティステークスを勝ち4戦全勝で、タマチャンジェガー(スピード71・スタミナ53・芝・早熟)が中京2歳ステークスを勝って3戦全勝で、タマチャンポッパー(スピード73・スタミナ47・芝・早め)ポープフルステークスを勝って4戦全勝で、タマチャンアンバー(スピード70・スタミナ56・芝・早熟)はラジオNIKKEI杯2歳ステークスを勝って4戦全勝で2歳戦を終え2歳戦を終えました。似たような適性・能力の馬が多いので、来年は使い分けに苦労しそうです。タマチャンアンバー(スピード74・スタミナ44・万能・遅め)は、新馬戦を勝ったものの条件戦で負けてしまい、じっくりと育てていく必要がありそうです。2歳では唯一の牝馬(スピード71・スタミナ17・芝・早め)は、新馬戦と条件戦を連勝し、来年は桜花賞を目指すことになります。

 今年は14頭生まれた産駒のうちスピード70以上は6頭で豊作といってよいでしょうが、スピード最高値は74で、6頭のうち3頭が成長力無、成長限界度は最高でも104ですから、実在馬相手だと苦戦しそうです。実在馬では、メジロブライト・メジロドーベル・サイレンススズカ・ステイゴールド・ダイタクヤマト・キョウエイマーチなどが史実通り生まれてきました。サニーブライアンなどはいませんが、この世代の有力馬はおおむね史実通り生まれてきたようです。オルフェーヴルが金札なのにステイゴールドが銀札なのは、設定ミスでしょうか。史実ではこの世代ではない馬にはライスシャワー・ハクタイセイ・オサイチジョージなどがおり、元々高水準の世代ですが、さらに有力馬が加わり、牡馬クラシック戦線の結果が今から楽しみです。

 クラシックでは、牝馬路線では自己所有馬が活躍し、牡馬(混合)路線では予想通りナリタブライアンが独走して三冠馬となり、さらにジャパンカップと有馬記念も制しました。ただ、日本ダービー以降はサクラローレルとの接戦が続いているので、来年の古馬王道路線ではどこかでサクラローレルが勝つかもしれません。今年は、牝馬クラシック路線・ダート路線・芝短距離マイル路線で自己所有馬が大活躍したため、はじめて最優秀生産者にもなり、2年連続で最優秀馬主にもなったので、11年間で最良の成績となりました。ただ、この後は全体的に実在馬の水準が上がりますし、自己生産馬のほうはここ数年やや不振なので、馬主・生産者でともに首位を続けるのは難しそうです。

この記事へのコメント

みら
2012年05月04日 00:39
こんばんは

今年のGWはコレにぞっこんなんですか?
しかし、長い文章で凄い成績…。
マジで連続リーダーを狙ってるんですねー。
劉さんは、なんでも懸命にやり遂げるタイプで手抜き、手抜かりなしですね。
たまに根をあげているところをみるとツラいんですか?
それとも、楽しいの?

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