大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』第43回「淀、散る」
放送前より最大の見せ場になることが予想され、また期待されていた大坂夏の陣を迎えました。このところずっと、主人公の江の存在感が薄く、すっかり不要な存在となってしまっているのですが、今回もそれは変わりませんでした。まあ、大坂方と家康・秀忠父子との関係を軸に話が展開されてきたので、仕方のないところもありますが、脚本が明らかに淀を中心としており、淀を主人公としていれば、もっとまともな出来になったのではないかな、と残念です。
戦闘場面は、過去の映像の使いまわしだったかもしれませんが、この作品にしては長く描いた方でしょう。真田幸村だけでも、多少なりとも見せ場があったのはよかったのですが、その最期を秀忠が看取るというのは、やり過ぎだったように思います。もっとも、この作品の作風に慣れてしまうと、この程度でもましな方だな、とも思いますが。最期を迎えるということもあってか、淀と秀頼は、演者が奮闘していたと思います。このところ、淀と秀頼が目当てで見ていたので、残り三回は一時期よりもさらにつまらなくなりそうですが、ここまで見たからには、最終回まで見続けるつもりです。今回は実質的な最終回で、過去の大河ドラマと比較すると、とても高水準とは言えませんが、この作品にしてはかなり健闘したように思います。
戦闘場面は、過去の映像の使いまわしだったかもしれませんが、この作品にしては長く描いた方でしょう。真田幸村だけでも、多少なりとも見せ場があったのはよかったのですが、その最期を秀忠が看取るというのは、やり過ぎだったように思います。もっとも、この作品の作風に慣れてしまうと、この程度でもましな方だな、とも思いますが。最期を迎えるということもあってか、淀と秀頼は、演者が奮闘していたと思います。このところ、淀と秀頼が目当てで見ていたので、残り三回は一時期よりもさらにつまらなくなりそうですが、ここまで見たからには、最終回まで見続けるつもりです。今回は実質的な最終回で、過去の大河ドラマと比較すると、とても高水準とは言えませんが、この作品にしてはかなり健闘したように思います。
この記事へのコメント
秀忠が「万年反抗期」のような感じですが、大坂の陣の時点で30代後半なので、すっかり中年の域ですね。
大坂の陣の場面は淀に焦点が当たるのはしょうがないと思います。
「秀忠が秀頼に書状を送った事」が問題になっておりますが、書状を送った行為ではなく書状の内容が問題視されていると思います。
「書状が現存しないから送ってない」とは言い切れないので。
豊臣側が破棄した可能性もあります。
残り3回ですね、今回もなかなか普通に見ることが出来ました。思うのが、やはり俳優さんの力量というか、家康や淀あたりは不満なく、むしろ「うまいっ」と思いながら心が動くのですが、ゲゲゲはやはり健闘中レベルにとどまり、なんとなく文句の一つも言いたくなる演技です。
(顔は格好いいですけど)
今回「おや?」とおもったシーンは、家康が落城の指揮を秀忠に託すとした件ですが、私は詳しくないのですが事実なんですか?それとも脚色なんですか?
真田幸村の最期をみとったのが秀忠・・・まあ、このドラマらしいよね~ってかんじですか。
今回、追いつめられ死んでゆく者たちに深く共感(?)してしまい、ちょっと泣けました。
戦国の世ははかない・・・。
負け組の気持ちはよーく理解できる(笑)