大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』第45回「息子よ」
家康と秀忠、江・秀忠と竹千代という親子の和解が今回の主題でした。家康と秀忠の和解は、天下泰平という大義名分でなんとなくごまかされつつ、親子が実は互いを認め合い、案じ合っていた、という流れになりました。安っぽい話だった感は否めませんが、東日本大震災の影響で1回短縮されなければ、もう少し家康・秀忠親子の関係が丁寧に描かれたのでしょうか。それにしても、家康は信康には言及したのに、秀康にはまったく触れず、こんなことならば、秀康を登場させなくてもよかったのではないか、とも思います。
江・秀忠と竹千代との和解は、秀忠が竹千代に自分と似たところを見出し、竹千代が化粧をしたのは、なかなか会えない母の江を慕ってのことだ、と江が福から聞くことで、成立しました。正直なところ、これまでに描かれてきた、サイコサスペンスドラマによく出てくるような犯人を思わせる福の人物像からすると、江と竹千代の和解後に、自分の作り話に騙されるとは愚か者だな、とほくそ笑むほうが似合っているようにも思います。次回はいよいよ最終回ですが、予告を見るかぎり、かなり薄い話になりそうです。
江・秀忠と竹千代との和解は、秀忠が竹千代に自分と似たところを見出し、竹千代が化粧をしたのは、なかなか会えない母の江を慕ってのことだ、と江が福から聞くことで、成立しました。正直なところ、これまでに描かれてきた、サイコサスペンスドラマによく出てくるような犯人を思わせる福の人物像からすると、江と竹千代の和解後に、自分の作り話に騙されるとは愚か者だな、とほくそ笑むほうが似合っているようにも思います。次回はいよいよ最終回ですが、予告を見るかぎり、かなり薄い話になりそうです。
この記事へのコメント
来週放送は、拡大枠でしたか?
とうとう最終回までこぎ着けましたね、長い苦行から解放される感じです。
お疲れ様でした。
今回も次回もあまり意見らしいものは私の中にはありませーん。笑
が、父の死がテーマだと冷静に見れないので今回はハマって泣いてしまいましたが、まあ作品の評価は関係ありません笑。
1回削減されましたが、その削減された回のタイトルは「激闘関ヶ原」ではないかと思います。関ヶ原の戦いのくだりが「キセル」の気がするので。
ただ、最終回で「昨年の過ち」を繰り返さないように願います。
さらに薄味ですか?笑。
回想が半分以上だったら、どうしましょう。
一応、江がどう没するかが注目です、彼女のストーリーなんですから大切に描ききってもらいたいです。