大河ドラマ以外の時代劇
最近、大河ドラマ以外の時代劇では、BSプレミアムの『塚原卜伝』と、時代劇専門チャンネルで再放送中の、1978年放送の『江戸の渦潮』を視聴しました。『塚原卜伝』は、伝説的な剣豪を扱ったドラマで、塚原卜伝が登場する映像作品をこれまで見たことがなかったので、どう描かれるのか興味を持ったこともあって、視聴しました。話自体は抜群に面白いというわけではなかったにしても、まずまず楽しめましたが、肝心の殺陣の場面は、いろいろと工夫は見られたものの、迫力不足だったように見えたのは残念でした。ヒロインに魅力がなかったのも残念でしたが、実質的なヒロインは語りも担当した美人の妹の方だということでしょうか。
『江戸の渦潮』は、露口茂氏が出演しているということで視聴し始めたのですが、脚本・演出・役者の演技が高水準で、なかなか見応えがあります。時代劇がまだ盛んだった時代の様式美をしっかりと守っているという感じで、現代では陳腐に見えるという側面は否定できませんが、その分安心して見ていられる、というところもあります。時代劇の衰退が言われて久しく、ついには民放地上波での連続時代劇がなくなりましたが、時代劇の全盛時には、このような面白い作品も少なくないでしょうから、今後も、時間を作っては面白い時代劇を見つけて視聴していこう、と考えています。
『江戸の渦潮』は、露口茂氏が出演しているということで視聴し始めたのですが、脚本・演出・役者の演技が高水準で、なかなか見応えがあります。時代劇がまだ盛んだった時代の様式美をしっかりと守っているという感じで、現代では陳腐に見えるという側面は否定できませんが、その分安心して見ていられる、というところもあります。時代劇の衰退が言われて久しく、ついには民放地上波での連続時代劇がなくなりましたが、時代劇の全盛時には、このような面白い作品も少なくないでしょうから、今後も、時間を作っては面白い時代劇を見つけて視聴していこう、と考えています。
この記事へのコメント
民放時代劇全滅は回避されました。
BS時代劇ですが、塚原卜伝の次はまだ未定のようです。
ところで今年の大河ドラマには歌舞伎役者が1人も登場しませんでした。
これは大河ドラマ史上初めてでしょうか?
様式美っていいですね。最近は美意識という言葉すら聞かなくなりましたね。
何故か…劉さんは、塚原卜伝を見るような気がしてましたが、堺雅人は連れウツのが似合うかな。
民放時代劇は、シリーズモノで良書を原作にしてやって欲しいです。
ま、大河ドラマが面白くなるのが1番良いんだけど‼
確かに歌舞伎役者は出てませんね。その約束事はなくなったのかしら?海老蔵問題辺りからかな?
昔は歌舞伎人気をNHKが引いて、今は歌舞伎の演目に取り入れるとは、昨今の力関係が逆転したのでしょうか。
「温故知新」で20~30年前の時代小説をドラマ化してもいいと思います。
「亡くなった人の小説は使えない」と言う規制はないので。
ところで08~10年度の3年間にNHKで放送していた、土曜日の「青春時代劇路線」は反響が少なかったのでしょうか?
「大河ドラマの経験不足」は俳優かスタッフかのどちらでありますか?
「時代劇未経験の主役」が続いておりますね。
海老蔵氏が「江 姫たちの戦国」に出られなくなったのなら分かるんですが、今歌舞伎座の大改修中で全国巡業の形式の公演をしている関係ですね。
でも「篤姫」以降は歌舞伎役者の扱いがあまり良くないですね。
今年は市川染五郎氏あたりに出ていただきたかったです。
妹さんが15年前に茶々を演じております。
こんな時に、楽しめて美しくて安らげる番組が欲しいデスね。
時代モノも、オリジナルなら秀作佳作を誰か作らないかなー。
主人公は、荻生徂徠とか、伊藤仁斎とか、諭吉でもいいし、上杉鷹山とか、学者とか藩政改革者で偉人系の人。
青春時代劇とは、YA対象に製作された時代劇だったの?