大河ドラマ『江～姫たちの戦国～』第４４回「江戸城騒乱」
江戸城騒乱と言いつつ、ずいぶんとちまちました話でした。やはり、前回が実質的な最終回で、今回も含めて残りの３回は、惰性で続くといった感じになるのでしょうか。もっとも、徳川家の世継ぎ問題ともなると、大騒動といっても不思議ではないのですが、今回は、そうした壮大な印象をまったく受けませんでしたし、騒乱というほどのことではありませんでした。タイトルを考えているのは脚本家でしょうが、最終的には制作統括をはじめとしてＮＨＫ側が判断しているのでしょうから、誰かタイトル変更を提案しなかったのでしょうか。
徳川家の世継ぎ問題は、ホームドラマ風に描かれていますが、竹千代（後の家光）役の少年は、竹千代の屈折した心理をなかなか上手く表現できているように思います。優等生を演じている国松（後の忠長）も、抜け目のなさをなかなか上手く表現できているように思いますので、淀と秀頼亡き今、残り２回は竹千代と国松の演技に注目して見ていこう、と考えています。次回は父子の和解が主題のようですが、あまり期待できそうになく、取って付けたようなものになりそうです。
徳川家の世継ぎ問題は、ホームドラマ風に描かれていますが、竹千代（後の家光）役の少年は、竹千代の屈折した心理をなかなか上手く表現できているように思います。優等生を演じている国松（後の忠長）も、抜け目のなさをなかなか上手く表現できているように思いますので、淀と秀頼亡き今、残り２回は竹千代と国松の演技に注目して見ていこう、と考えています。次回は父子の和解が主題のようですが、あまり期待できそうになく、取って付けたようなものになりそうです。
この記事へのコメント
ちまちまは、このドラマらしいのではないですかね笑。
元に戻ったともいえますょ。
劉さんのトーンもどっと落ちた感じも分かりますが、今年も一緒に見終わる事ができてよかったです。
色々文句のつけ甲斐のあるドラマでしたね、ある意味楽しかったかも。
ははは…。
あえて言うなら「竹千代の迷い」の方が良かったかな？
今回、「騒乱」が起こったのかどうかさっぱり理解に苦しみました…。このドラマに限っては、よくある事のようにも思いますが。
特にがっかりしたのは、福と林羅山のシーンです。福はやがて春日局となる人だというのに、あまりにも度量が小さ過ぎるし、林羅山なのに頭が悪そうなおじさんに見えてしまうし、一体どうしてなんでしょうね？
でも、私もここまできたら最後まで見続けます。嫌いだからこそ…です。