『おひさま』終了
昨日、朝の連続テレビ小説の84作目である『おひさま』が最終回を迎えました。主人公は、辛い体験もしたものの、全体的には、人間関係に恵まれて幸せな人生を送った、と言えるでしょう。とくに派手な事件が起きるというわけでもなく、地味な物語とも言えますが、視聴率はまずまずよかったようで、周囲の人々との助け合い・つながりを描いた落ち着きのある作風が、東日本題震災後の日本社会では受け入れられやすかったのかな、とも思います。派手な感じはないものの、朝の連続テレビ小説としては王道的な構成だったと思いますし、なかなか楽しめた作品となりましたが、最後が駆け足になったのは残念でした。東日本題震災により一週分短縮されたためなのでしょうか。
それとも関連があるのかもしれませんが、やや残念だったのは、主人公の師範学校時代が省略されたことで、現代の場面の演技と、ネタバレの多い語りにも不満が残りました。しかし、作品の雰囲気を壊すところまではいかなかったように思います。もっと残念だったのは、主人公が教師としては最初から生徒に慕われていたことで、物語をやや平板化させてしまったという意味で、もう少し工夫があってもよかったのではないか、と思います。主演の井上真央氏は、さすがに若手女優のなかでも上位の演技力と評価されているだけに、かなりの好演でした。おそらく、何年か後に、大河ドラマの主役に起用されるのではないか、と予想しています。
それとも関連があるのかもしれませんが、やや残念だったのは、主人公の師範学校時代が省略されたことで、現代の場面の演技と、ネタバレの多い語りにも不満が残りました。しかし、作品の雰囲気を壊すところまではいかなかったように思います。もっと残念だったのは、主人公が教師としては最初から生徒に慕われていたことで、物語をやや平板化させてしまったという意味で、もう少し工夫があってもよかったのではないか、と思います。主演の井上真央氏は、さすがに若手女優のなかでも上位の演技力と評価されているだけに、かなりの好演でした。おそらく、何年か後に、大河ドラマの主役に起用されるのではないか、と予想しています。
この記事へのコメント
私も最終回、気を付けて観ました。管理人さんも指摘しているように、最後のまとめは、駆け足になりましたね。特に劇中人物の現代の状況は、1分程度の回想シーンで紹介して終りでした。
次回アスからはじまるカーネーションも、前向き女性がテーマで何だか面白そうですよ。
私はきっと見られないけど…。
うちのテレビ、地デジ化してからチューナーの出力が何故かゲーム用の画面に映るのです。録画が出来なくて困ってます。
やっぱり買い換えですかね。
視聴率も朝ドラ中高い方だったということですので、続編企画もあると思います。
今の「カーネーション」も面白そうです。
カーネーションが1週分(=6回)削減されています。
おひさまは1週日程が遅れただけです。
前々作の「てっぱん」もなかなかの高い評価でした。