『太陽にほえろ!』213話「正当防衛」9

 父親を殺した男が正当防衛で無罪となったことへの復讐心から、自らが正当防衛を装った殺し屋になった男の犯罪を追及するゴリさんの執念を描いた作品です。犯人役の松橋登氏は高貴な顔立ちの役者さんで、やや浮世離れしたところのある今回の犯人は適役だったと思います。この頃より、ボスによるコメディータッチのシーンで終わることが多くなったように思われますが、ほとんどの場合は蛇足で、『太陽にほえろ!』のマンネリ化を招いた一因になったように思われます。

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