『太陽にほえろ!』166話「噂」9
ある殺人事件の容疑者として浮上した女性には、病気で苦しんでいた母親を安楽死させたのではないか、という噂がありました。山さんは、殺人事件の解明に務めるとともに、女性の母殺しの噂も追及します。そうした中、殺人事件のほうは別人が逮捕されて解決しましたが、山さんはなおも女性の母殺しと不透明な金銭関係を追及します。
しかしそれは、山さんの見込み違いで、刑事として人を疑うことに慣れてしまい、そのことが疑いをかけられた人の人生を台無しにする可能性があることに鈍感になってしまっていた、と山さんは自分を反省し、女性に謝罪するのでした。これは山さんが優秀な刑事であるがゆえに陥りがちな罠であり、容疑をかけられた女性と老婆との交流、山さんの反省と謝罪など、ヒューマンストーリー的性格が強くなっています。また、容疑者の女性を演じた上村香子氏の美しさも高評価の一因となります。
しかしそれは、山さんの見込み違いで、刑事として人を疑うことに慣れてしまい、そのことが疑いをかけられた人の人生を台無しにする可能性があることに鈍感になってしまっていた、と山さんは自分を反省し、女性に謝罪するのでした。これは山さんが優秀な刑事であるがゆえに陥りがちな罠であり、容疑をかけられた女性と老婆との交流、山さんの反省と謝罪など、ヒューマンストーリー的性格が強くなっています。また、容疑者の女性を演じた上村香子氏の美しさも高評価の一因となります。
この記事へのコメント
「弘法も筆の誤り」というか「猿も木から落ちる」というか・・。
山さんほど優秀なデカも人は慢心に陥るということでしょうか。
この時代の女優さんは先の関根恵子といいみなさんなぜこんなに色っぽいの?って思う人ばかりですね。
謎めいた美女は秘密めいた雰囲気があるので犯罪隠匿にはぴったりの配役です、安楽死させてそう(笑)この時代安楽死が問題になっていたのでしょうか。
そういえば原田芳雄が亡くなりましたね~。最近坊さんの役をやっていたのが印象にあるのですが、私的にはアウトローなイメージが強く「この人もそんな役をやるのね~」歳月は人を浄化すると思っていたら、本当に仏になってしまったのはビックリです。
不思議なもので、がんを患っている俳優さんは発病前後からなんとなく生死と向き合っている危機感がどことなく漂い始め、それが伝わってくる時があります。
児玉清や宇野重吉などもそうでしたが、視聴していて変化に気づく人がいます。
ご冥福をお祈りいたします。
結構好きな俳優さんでした。
『独眼竜政宗』での最上義光役が強く印象に残っています。