ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』102~105話
102話「愛が終わった朝」・103話「狼を見た少年」・104話「葬送曲」・105話「この仕事が好きだから」を視聴しました。102話「愛が終わった朝」は、刑事として、女性としてのシンコの悩みと、男女関係の業と、ジーパン・シンコの恋愛模様が描かれて、なかなか興味深い話になっています。シンコ役の関根恵子(現在は高橋恵子)氏はこの時まだ十代なのですが、とても十代とは思えない色気があることに困惑してしまいます。103話「狼を見た少年」は、犯人役の上田忠好氏の不気味な存在感が印象に残ります。犯人に追われる少年の父親役として橋爪功氏が出演していることも見所です。
104話「葬送曲」は、父親が殉職した警官だったという設定を活かした、ジーパンの悩みを描いた作品ですが、ジーパンとシンコの恋愛物語という側面も描かれています。105話「この仕事が好きだから」は、熱意のある若手警官の暴走と悲劇が主題となって話が展開していきますが、やや陳腐な筋立てだったように思います。殿下の優しさとそれを前提とした非情さが物語の前提としてあるのですが、この頃ともなると、殿下の人物像もほぼ固まった、ということなのでしょう。また、殿下の悲恋ものとしての側面もあります。各回の評価は以下の通りです。
102話「愛が終わった朝」7
103話「狼を見た少年」7
104話「葬送曲」6
105話「この仕事が好きだから」5
104話「葬送曲」は、父親が殉職した警官だったという設定を活かした、ジーパンの悩みを描いた作品ですが、ジーパンとシンコの恋愛物語という側面も描かれています。105話「この仕事が好きだから」は、熱意のある若手警官の暴走と悲劇が主題となって話が展開していきますが、やや陳腐な筋立てだったように思います。殿下の優しさとそれを前提とした非情さが物語の前提としてあるのですが、この頃ともなると、殿下の人物像もほぼ固まった、ということなのでしょう。また、殿下の悲恋ものとしての側面もあります。各回の評価は以下の通りです。
102話「愛が終わった朝」7
103話「狼を見た少年」7
104話「葬送曲」6
105話「この仕事が好きだから」5
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