大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』第27回「秀勝の遺言」

 秀吉だけではなく、茶々も息子のために狂っていく、という流れになるようで、大坂の陣はこの流れの延長として描かれることになるのでしょう。前回から秀次が好人物として描かれるようになり、江とも打ち解けてきましたが、秀吉を悪人として印象づけるためなのでしょう。しかし、唐突な感は否めず、やはり人間模様が描けていないのだなあ、と改めて思います。ますますきつい展開となってきましたが、とりあえず、最終回までは見続ける予定です。今回は、強力な裏番組はないようですが、連休中ということで、視聴率は前回よりもさらに下がるかもしれません。

この記事へのコメント

月光
2011年07月17日 23:05
劉様、お久しぶりです。確かに秀次が好人物化したのは、前回の韓国への遠慮としか思えない表現と並び、秀吉の悪評を決定づける意図があると思います。

勝家や三成の行き過ぎたキャラ立ちと良い、最近の豊臣家の扱いと良い、以前のように『いい加減にしろよ』と突っ込む気力さえなくなる感じです。一流どころの役者さんを使い、戦国の姫君と言う面白い題材を使うからにはもっとシナリオを練って欲しいと思っていましたが、田渕氏である以上は自分も期待はできないですね。
みら
2011年07月18日 11:20
こんにちわ

ますますきつい展開になってきましたね~。
まだまだ大きなヤマ場を残しているのに余力はもはや尽きているという感じですか。

私も、最後まで見届けようかと思います。しかし一方で「はやく終われ~」みたいな気分です。

上野樹里ちゃんに子を抱けぬ母の演技はまだ無理のようで、みているほうがしらけます。が、江キャラは樹里ちゃんに合っています。反対に茶々は美しい映像で、りえちゃんの実像が見えるようでした。
・・まあ、そんな創作ファミリードラマに成り下がってしまったのですから、脚本家の罪は大きいですね。

もう歴史を描かないで終わるのだと思う。

毎回、家康だけが素敵です。
2011年07月18日 13:58
これはお久しぶりです。NHKには、そろそろ大幅な脚本の手直しに着手してもらいたいものですが、色々と事情があったので難しいのでしょうか。

上野樹里氏については、放送前は、母親時代を上手く演じられるのだろうか、と懸念していたので、今回の演技は仕方のないところかな、とも思います。

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  • 江 -姫たちの戦国- 第27回「秀勝の遺言」

    Excerpt: 前回までで江の夫である秀勝が遠く朝鮮で病死してしまいました。最期は地元住民と戯れたり心のふれあいを得ることによって、自分たちが今行っていることがいかに無意味なものなのかを思い知らされたようです。しかし.. Weblog: あしたまにあーな racked: 2011-07-17 21:57