再来年の大河ドラマの主人公は新島八重？

　再来年の大河ドラマの主人公が新島八重に決定した、との報道を昨日の記事にて取り上げました。
https://sicambre.seesaa.net/article/201106article_13.html
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/TKY201106110568.html

　まだＮＨＫから正式に発表されたわけではないのですが、大手紙の大河ドラマに関するこうした報道で外れはまずないので、信用してもよいだろうと思います。気になるのは、「東日本大震災で当初の予定を急きょ変更」と報道されたことで、元々は異なる主人公（おそらくは時代も異なっていたのでしょう）が予定されていたのでしょうが、はたして誰が主人公だったのか、気になるところです。再来年の大河ドラマは、『ＪＩＮ－仁－』の後追いで適塾をめぐる群像劇ではないか、と予想していたのですが、はたしてどうだったのでしょうか。本題からそれますが、今後の大河ドラマの私の予想は、２０１４年が忠臣蔵（１２月１４日が日曜日なので）、２０１５年が戦国時代後期～江戸時代初期の真田家（大坂夏の陣から４００年なので）です。さて、どうなるでしょうか。

　新島八重が主人公ということは、幕末も描かれるのでしょうが、基本的には近代ものだろう、と思います。ただ、震災関連プロジェクトの一環として、福島を舞台にした作品で被災地を元気づけたいとのことなので、戊辰戦争までにかなり時間を割くのかもしれません。もっとも、福島県の地域間の違いを考えると、「被災地を元気づける」題材として適切なのか、疑問の残るところですが。これまで、近代以降を扱った大河ドラマの視聴率は苦戦する傾向にあるのですが、再来年も視聴率では苦戦しそうです。おそらく、夫婦の絆が強調されるのでしょうが、さすがに今年の作品のような「ホルモンドバドバ」のつまらない恋愛至上主義にはならないだろう、と期待しています。ともかく今は、面白い作品になることを願うばかりです。

Comments

[メイ]

私も「当初の題材が何だったのか？」が非常に気になりますね。

たとえば坂の上の雲なんかは内容と反比例して視聴率はよくありませんでしたが、
その内容は圧巻でした。それを思えば、ＮＨＫは作ろうとすれば
作れるクオリティをちゃんともっているんです。
視聴率より内容重視の方向でお願いしたいものです。

今年に関しても俳優女優のキャスティングはそこまで悪くないです。
全ては脚本家次第。ここを間違えばどんなに素晴らしいキャストを
そろえたとしてもただの無駄遣いに終わってしまいます。
はたして脚本はどなたが書かれるのでしょうか？

蛇足ながら主人公八重役は現在連続テレビ小説が好評の
井上真央さんが有力でしょうか？とも思っております。

[劉公嗣(管理人)]

脚本がさっぱりだと、演出・演技で補うにも限界がありますから、やはり脚本が肝心ですね。

報道が事実だとしたら、井上真央氏は有力な主演候補者でしょう。

[えびすこ]

１４年と１５年の大河ドラマの予想が私と同じで驚きました。
仮に２０１４年が忠臣蔵なら、歌舞伎役者が２０人以上出る感じがします。
最近は歌舞伎役者の起用が少ないんです。大石親子も歌舞伎役者でしょう。
２０１５年が真田幸村。あえて言えば信之・幸村兄弟にしてほしいです。
幸村だと何となく大阪府に「利用」されるような気がするので。

[劉公嗣(管理人)]

歌舞伎役者だと、忠臣蔵に慣れている人が多いでしょうから、起用は多そうですね。

真田大河は、大河ドラマ枠ではない名作『真田太平記』と違ったところをどのように見せるのかが、重要だと思います。