ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』88~91話
88話「息子よ、お前は・・・」・89話「地獄の再会」・90話「非情の一発」・91話「おれは刑事だ」を視聴しました。いずれも2002年に地上波で再放送され、録画して視聴したので、話の大筋はだいたい覚えていました。HDリマスター版にも関わらず、相変わらず画質はよくないのですが、最近DVDを少し再視聴してみたら、DVDの画質も以前の印象ほどよくないので、中型液晶テレビでの視聴がよくないのかな、とも思います。やはり昔のもともと画質のあまりよくない映像は、ブラウン管で視聴するほうがよりきれいに見えるのかしもれません。
88話「息子よ、お前は・・・」は、署長が準主役という珍しい話で、俗物という署長の設定を活かしつつ、署長の苦悩を描いた佳作になっています。89話「地獄の再会」は、藤岡琢也氏演じる鮫島シリーズの三作目で、後にテキサス刑事役でレギュラーとなる勝野洋(この時の芸名は勝野睦浩)氏のテスト出演回でもあり、この89話は156話「刑事狂乱」へとつながっています。90話「非情の一発」は山さん主演の傑作で、山さんと犯人との対比を軸に物語が展開し、なんとも苦い結末となっていますが、山さんの刑事としての誇りと在り様も描かれており、メインゲストの内田良平氏の好演もあって、なかなか興味深い話となっています。余談になりますが、作中で使われた「ハチのムサシは死んだのさ」は内田良平氏の作詞だ、と五島勉氏の著書『イソップ物語の謎』(祥伝社、1993年)P86~87で知りました。91話「おれは刑事だ」は、伊東四朗氏がメインゲストで、喜劇調の名作になっています。これまで、『太陽にほえろ!』各話について、10段階で評価してきたのですが、ファミリー劇場HDリマスター版については、78話以降の評価を記すのを忘れていたので、今回まとめて記載します。
78話「恐怖の瞬間」8
79話「鶴が飛んだ日」9
80話「女として刑事として」6
81話「おやじバンザイ」8
82話「最後の標的」9
83話「午前10時爆破予定」6
84話「人質」6
85話「おやじに負けるな」10
86話「勇気ある賭け」7
87話「島刑事その恋人の死」6
88話「息子よ、お前は・・・」7
89話「地獄の再会」8
90話「非情の一発」10
91話「おれは刑事だ」10
88話「息子よ、お前は・・・」は、署長が準主役という珍しい話で、俗物という署長の設定を活かしつつ、署長の苦悩を描いた佳作になっています。89話「地獄の再会」は、藤岡琢也氏演じる鮫島シリーズの三作目で、後にテキサス刑事役でレギュラーとなる勝野洋(この時の芸名は勝野睦浩)氏のテスト出演回でもあり、この89話は156話「刑事狂乱」へとつながっています。90話「非情の一発」は山さん主演の傑作で、山さんと犯人との対比を軸に物語が展開し、なんとも苦い結末となっていますが、山さんの刑事としての誇りと在り様も描かれており、メインゲストの内田良平氏の好演もあって、なかなか興味深い話となっています。余談になりますが、作中で使われた「ハチのムサシは死んだのさ」は内田良平氏の作詞だ、と五島勉氏の著書『イソップ物語の謎』(祥伝社、1993年)P86~87で知りました。91話「おれは刑事だ」は、伊東四朗氏がメインゲストで、喜劇調の名作になっています。これまで、『太陽にほえろ!』各話について、10段階で評価してきたのですが、ファミリー劇場HDリマスター版については、78話以降の評価を記すのを忘れていたので、今回まとめて記載します。
78話「恐怖の瞬間」8
79話「鶴が飛んだ日」9
80話「女として刑事として」6
81話「おやじバンザイ」8
82話「最後の標的」9
83話「午前10時爆破予定」6
84話「人質」6
85話「おやじに負けるな」10
86話「勇気ある賭け」7
87話「島刑事その恋人の死」6
88話「息子よ、お前は・・・」7
89話「地獄の再会」8
90話「非情の一発」10
91話「おれは刑事だ」10
この記事へのコメント
殿下が女性にもてるという設定は、作中ではよく出てきましたね。長さんとジーパンが相手だと泣きまくっていた女性が、殿下が問いただすとすぐに答えたということもありました。
ジーパンとの関係の進展もあったので、その意味でも注目の話だったように思います。
私にとってはたいへん印象深い話でした。