田渕久美子氏についての醜聞の補足・訂正

 昨日、今週号の『FLASH』に掲載された、田渕久美子氏についての醜聞記事を取り上げましたが、
https://sicambre.seesaa.net/article/201105article_18.html
直接確認していないことが気になり、昨日『FLASH』を購入して読んでみました。もともと、写真週刊誌を購入することはほとんどなく、よほど読みたい記事が掲載されている時にしか購入していなかったのですが、今回は本当に久々の購入となり、21世紀になってからでは初の写真週刊誌購入だったかもしれません。

 『FLASH』の今週号の定価は390円で、写真が多数掲載されていることを考えれば、安いのかもしれませんが、それでも10年以上前よりは高くなっているのでしょう。さて、“NHK大河ドラマ脚本家、法廷で「替え玉」暴露”と題された『FLASH』の記事についてですが、昨日のこのブログの記事を大幅に訂正するほどではなかったものの、より詳しい証言を知ることができ、いくつかの点では訂正する必要もあったので、以下に箇条書きでまとめてみます。


●証言があったのは、田渕久美子(本名は岡島久美子)氏が『篤姫』の記者会見のさいに発注した着物の代金をめぐる、呉服店との裁判でのことで、この裁判自体は、以前にもどこかで報じられていたことを、ネットで知ったと私は記憶しています。

●田渕久美子氏の元私設秘書A氏によると、『篤姫』の脚本は田渕久美子氏が書いたことになっているけれども、じつは田渕久美子氏の兄である田渕高志氏がほとんどを書いていた、とのことです。

●A氏によると、田渕久美子氏は兄の書いた脚本を数日で手直しし、それを兄に戻して兄が修正し、それを田渕久美子氏がチェックするという形で進行していたのですが、兄の脚本の仕上がりが毎回遅いので、田渕久美子氏は常に苛立って文句を言っていたそうです。

●別の元私設秘書B氏によると、田渕高志氏から妹の田渕久美子氏に、すぐに脚本料を振り込んでほしい、との連絡があったそうです。

●またB氏によると、田渕久美子氏が落語の脚本を書いたことがあり、才能があるなあと思っていたら、「こんなの私が書けるわけないでしょ。兄貴よ兄貴」と田渕久美子氏が言ったり、田渕高志氏の脚本を手直ししたから確認してくれといってB氏に渡したところ、ほとんど変わっていないのでその旨を田渕久美子氏に指摘したら、「うそ、まだヤバイ?」と訊かれたりしたそうです。

●田渕高志氏はもともとコピーライターで、歴史や文学に造詣が深く、その作品は高い評価を得ていたそうです。

●ある放送関係者によると、『篤姫』の放送開始後半年ほどして、突如「脚本協力」という形で、田渕高志氏の名前がオープニングでクレジットされるようになったのは、妹に虐げられて精神的に追い詰められた田渕高志氏が、NHKと交渉して名前を出すようにしてもらったからのですが、自分が脚本を書いたので認めてもらいたかったのではないか、とのことです。なお、昨日のこのブログの記事でも述べたように、現在放送中の『江~姫たちの戦国~』のオープニングでも、田渕高志氏が「脚本協力」としてクレジットされています。

●田渕久美子氏の所属事務所の社長によると、『篤姫』の途中から田渕高志氏が「脚本協力」としてクレジットよれるようになったのは、物語が戦乱の時期になって時代考証などを担当してもらうようになったからで、田渕久美子氏は歴史が得意ではないので、『江~姫たちの戦国~』では最初から田渕高志氏に参加してもらったのですが、現在、田渕高志氏は病気療養中で地方におり、妹とはメールでやりとりしているはず、とのことです。

●『FLASH』編集部が田渕高志氏に話しを聞こうとしたところ、家族と思われる女性から、田渕高志氏は東京にいるが、病気療養中なので取材には応じられない、との返答を得たそうです。

●『FLASH』編集部がNHKの広報に取材したところ、脚本は田渕久美子氏の作成になるもので、田渕高志氏には、人物設定や史料収集など、脚本作成のための協力をしていただいている、との回答を得たそうです。


 以上、『FLASH』の記事のまとめです。どこまでが裁判での証言なのか、この記事ではよく分かりませんでしたが、まずは昨日のこのブログの記事の訂正です。昨日は田渕高志氏が現在失踪中と述べましたが、田渕高志氏の家族らしき女性と田渕久美子氏の所属事務所の社長によると、田渕高志氏は現在病気療養中とのことです。田渕高志氏は田渕久美子氏とメールでやりとりしているはず、と田渕久美子氏の所属事務所の社長は述べていますが、田渕高志氏の脚本執筆(協力?)に支障が出ていることは間違いなさそうです。田渕高志氏がどこで療養しているかということについて、証言に食い違いがあるとも解釈できますから、あるいは田渕久美子氏が兄の所在を把握できていない、という可能性もあるのですが、とりあえず今は、田渕高志氏は病気療養中らしい、と訂正します。

 この報道がおおむね妥当だとすると、まさに田渕高志氏はゴーストライターと言うべきで、大河ドラマ史上でも有数の醜聞となりそうです。田渕高志氏がいつから病気になり、脚本執筆に支障が出ているのか分かりませんが、兄の協力が得られにくくなり、『江~姫たちの戦国~』の脚本がいっそう迷走していった、との仮説に惹かれます。しかし、『江~姫たちの戦国~』は当初から脚本に問題が多かったことを考えると、田渕久美子氏が『篤姫』の時よりもずっと大幅に田渕高志氏の脚本を手直しし、そのことも田渕高志氏を精神的に追い詰めて、田渕高志氏は病気療養するにいたった、とも考えられます。

 この報道がおおむね妥当だとすると、田渕久美子氏の脚本家としての力量に疑問が持たれても仕方がありませんが、わりと評判のよい『篤姫』の脚本がほとんど田渕高志氏の手になるもので、どの段階からかは分かりませんが、田渕高志氏の協力が得られにくくなっているらしい『江~姫たちの戦国~』の脚本が迷走していることを考えると、この報道が事実無根とは考えにくいように思います。もし、この報道が事実無根だとしても、『篤姫』は優れた原作があってのまぐれ当たりで、『江~姫たちの戦国~』や『殴る女』が本来の実力だ、と考えるのが妥当でしょうから、田渕久美子氏が脚本家として重用されることは、さすがにもうないでしょう。どちらにしても、NHK側が大幅に脚本の手直しをしないかぎり、『江~姫たちの戦国~』には今後も期待できそうにはなく、お先真っ暗といったところです。

 大河ドラマの脚本とネット上のコラムやインタビューなどからは、
http://webmagazine.gentosha.co.jp/taiga/index.html
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/news_detail.php/16541/2987
田渕久美子氏がきょくたんにセレブ志向と自己愛・自己顕示欲の強い人で、調子に乗っている時はそれらが脚本にも表れやすいことがよく分かりますから、脚本家としての力量がさほどでもないとすると、『江~姫たちの戦国~』を最後に脚本家としては消えてもらいたいな、というのが率直な感想です。以前、田渕久美子氏を橋田壽賀子氏と比較した記事を掲載し、
https://sicambre.seesaa.net/article/201104article_21.html
田渕久美子氏の脚本家としての才能は橋田壽賀子氏に及ばないのだろう、と述べましたが、そもそも田渕久美子氏を比較対象にしたこと自体、橋田壽賀子氏に失礼だったのかもしれません。

この記事へのコメント

みら
2011年05月19日 00:48
こんばんわ
田渕久美子さんの力量は、所詮トレンディードラマどまりなんですね。
コラムを読んでみたら、まるで一般人のブログのような内容で、どう考えても時代を検証しつつ、仮説を立てる体質ぢゃありませんこの方。

ま、普通に歴史人物の名を借り、時代設定を変えて制作した歴史風のドラマですかね、今回の大河は。

所謂一般のオバサンて事です。
ニュースの女は、鈴木保奈美が主演でしたか?
その辺りにつながりもあったか!

橋田壽賀子賞てことは、歴史書けないって事でしょうね。
きっとコレを限りに大河はあり得ないと思います。
被災地でボランティアでも体験して、脳内が変化すれば、戦国の場面も描けるんじゃないですか?
都内療養中の人も、意外と東北ボランティア行って修行中かもしれませんよ。
2011年05月19日 20:00
田渕氏は、歴史に興味のある人ではないのでしょう。多分、もう嗜好も性格も変わることはないだろう、と思います。

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  • 『週刊文春』に掲載された田渕久美子氏の醜聞

    Excerpt: 『週刊文春』の今週号(6月23日号)に、田渕久美子氏の醜聞(P148~P151)が掲載されたので、購入して読みました。近年では週刊誌を購入することはめったになく、『週刊文春』を購入したのも久々ことで、.. Weblog: 雑記帳 racked: 2011-06-17 00:00