大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』第18回「恋しくて」
この作品らしく、九州での戦いの様子は語りと台詞であっさりと片付けられ、細川忠興夫人たまの洗礼も取り上げられましたが、タイトルから予想された通り、三姉妹の恋模様がひたすら描かれた回となりました。おそらく、脚本家が本当に書きたくて、また自信があるのは、今回のような恋模様なのでしょうが、私には退屈な話です。残念ながらしばらくはこうした展開が続きそうですが、どうもこの作品は、こうした恋模様を描いたほうが視聴率はよさそうで、今回もそれなりの視聴率をとるのでしょう。相変わらず小物感全開の秀吉ですが、そろそろ唐入りが近づいていて、その前に利休の切腹があり、やがて秀次の切腹と豊臣政権の崩壊が描かれるでしょうから、残念ながら、もはやこの作品で秀吉が大英雄として描かれることはないのでしょう。
この記事へのコメント
きちんと?今回は下落してますね視聴率。
今年の大河は戦国ホームドラマ(恋愛付)
と制作側も開き直っておりますので
こちらが戦の場面を期待するのが
浅はかなのかもしれませんが
恋模様を描いたドラマとしてみても
作りがかなり軽いと思います。
何故茶々が秀吉に心が揺れるのか?
江は秀勝の何に惹かれているのか?
昨晩みる限りではさっぱりです。
田渕さんも恋模様を描くなら
徹底的に描かないと近いうちに
恋模様あれこれを期待する視聴者からも
飽きられる日がくるでしょうね。
それでも18%以上の視聴率というところが、大河ドラマというブランドなのかな、とも思います。
ま、退屈っちゃあその通りです。「恋しくて」ってくらいですからとりあえずは秀吉目線なんでしょうが、やはり・・ホームドラマ的要素が強いんだなと気が付きました。それに、本当に想像ですが、百姓上がりの秀吉家なんですから、実際にこんな風に庶民的に輪になって言いたいこと言っていたかも知れないと思ったら、むしろ橋田作品だったらどんなセリフだったのか?とか考えて、自分を誤魔化しながら今回もみてしまいました。
そのうち、語りで関ヶ原もあり、夏冬陣もありで、どのあたりから本格化するのかな・・・・いや、しないんだろうな。
舞台東京に移ってから、なにか変化があるか少し期待しましょう(笑)
アキラさん良かったと思います。
それでも、一応最終回まで視聴を続ける予定ではありますが。