東京六大学野球優勝決定戦

 昨日、東京六大学野球の優勝決定戦が行われました。東京六大学野球の優勝決定戦が早大と慶大で行われるのは50年振りとのことで、早大には高校時代から注目されてきた斎藤佑樹投手など、ドラフト1位で指名された投手が3人おり、マスコミには早大・慶大出身者が多いということもあるのか、東京六大学野球にしてはマスコミが大きく取り上げた試合となりました。試合は、早大が初回に3点をとり、先発の斎藤佑樹投手が8回1死まで慶大打線を無安打に抑えるなど、終盤までは投打に早大が慶大を圧倒していたのですが、8回に慶大が反撃し、終盤になって一時もつれたものの、けっきょく早大が9回に再び突き放し、10-5で慶大を破って優勝を決めました。

 東京六大学野球は、かつては大変な人気を誇ったのですが、私が野球に関心を持つようになった30年ほど前には、すでに全盛期の人気には遠く及ばないといった感じで、私も、高校野球とプロ野球には興味を持ったものの、東京六大学野球も含む大学野球にはあまり興味を持ちませんでした。それでも昨日の試合を見たのは、テレビをつけたらたまたま優勝決定戦が放送されていて、3年前の選手権大会で優勝した佐賀北高校の捕手・主将だった市丸大介選手が捕手として出場しているのを見て、興味を持ったからでした。

 市丸選手が早大に進学したことは知らず、ましてや早大野球部でレギュラーになっていたことは知らず、確かに、高校野球の選手権大会を見て、市丸選手はなかなかよい捕手だな、とは思ったものの、全盛期よりも相対的地位が低下しているとはいえ、東京六大学野球で優勝を争うチームのレギュラー選手になっているとは、失礼ながらまったく予想もしていなかったので、驚きました。市丸選手が高校野球の選手権大会決勝で戦った広陵の主将だった土生翔平選手も早大のレギュラーとして活躍しているようで、多少の懐かしさもありました。検索してみて、市丸選手へのインタビュー記事を見つけましたが、やはり高校野球と大学野球との間の水準の違いは大きいのだな、と改めて思ったものです。
http://www.wasedasports.com/baseball/special/ichimaru.php

この記事へのコメント

みら
2010年11月04日 07:25
おはようございます。

昨日の早慶戦、どちらを応援していたのですか?早稲田?慶応ですか?

10月に行った信州の旅日記がかきあがったので、よろしかったら覗いてみてください。
真田の歴史が違っていたらチェック入れてください(笑)
2010年11月04日 23:59
とくにどちらかを応援するというつもりはなかったのですが、早大には高校時代を知っている選手が多かったので、やや早大寄りだったかな、と思います。

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