大河ドラマ『龍馬伝』第48回(最終回)「龍の魂」
ついに最終回を迎え、1年近く見てきただけに、やはり寂しさもあります。龍馬の暗殺がどう描かれるのだろう、と注目していたのですが、暗殺場面は、見廻組が、中岡をつけていたということや、十津川郷士と名乗らず、中岡の妻と名乗ったことや(雇った若しくは脅迫した女性にやらせたのか、女性の声色を真似たのか、よく分かりませんでしたが)、斬られた後の龍馬と中岡との長めの会話など、脚本家の創作と思われる描写が目立ったように思います。正直なところ、この創作は失敗だったように思うのですが、暗殺場面自体は、この作品の特徴らしく、見栄えのする斬り合いではなく泥臭い描写で、迫力がありました。
多くの視聴者が注目していたであろう龍馬暗殺の黒幕については、けっきょく明確には描かれませんでした。前回からそうだったのですが、今回も龍馬が多くの勢力から恨まれ危険視されていたことが強調された描写となっており、どれか特定の勢力が黒幕というわけではなく、龍馬は殺されるべくして殺されたという説明になっていた、と言えそうです。最終回ということで、顔見せていどでも主要人物が登場するのかと思っていたら、意外と登場人物が少なく、佐那の登場も期待していただけに、やや残念ではありました。また、新撰組の扱いが後半になってずっと不遇だったのも残念です。
多くの視聴者が注目していたであろう龍馬暗殺の黒幕については、けっきょく明確には描かれませんでした。前回からそうだったのですが、今回も龍馬が多くの勢力から恨まれ危険視されていたことが強調された描写となっており、どれか特定の勢力が黒幕というわけではなく、龍馬は殺されるべくして殺されたという説明になっていた、と言えそうです。最終回ということで、顔見せていどでも主要人物が登場するのかと思っていたら、意外と登場人物が少なく、佐那の登場も期待していただけに、やや残念ではありました。また、新撰組の扱いが後半になってずっと不遇だったのも残念です。
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