大河ドラマ『龍馬伝』第36回「寺田屋騒動」
前回の薩長同盟に続く、この作品でも有数の見せ場である寺田屋事件をどのように描くのか、注目していたのですが、ほぼ1回すべてを使って寺田屋騒動を描くのかと予想していたので、弥太郎とのやり取りなど、龍馬の置かれた状況の説明に前半を費やしたのはやや意外でした。寺田屋騒動の描写は、この作品の特徴らしく、古典的な時代劇でよく見られる「綺麗な殺陣」ではなく、泥臭いというか現実感のあるものとなりました。この作品のこうした演出は、なかなかよいと思います。
今回は、三吉慎蔵とお龍の活躍が目立ち、とくに三吉の活躍はちょっとやり過ぎかな、との感もありますが、なかなかよかったのではないか、と思います。龍馬とお龍との関係もかなり進展しそうですが、今回も含めてこれまで、龍馬とお龍との関係は、他のヒロインと龍馬との関係と比較して丁寧に描かれており、4人のヒロインのうち、やはりメインヒロインはお龍なのだな、と改めて思います。今後は、第4のヒロインのお元との関係が並行して描かれることになるのでしょうが、どのような話となるのでしょうか。
今回は第3部最大の見せ場なので、ここで視聴率が回復しないようだと、このまま最終回まで15~16%と低空飛行しそうです。確かに、抜群に面白いというわけでも、質がたいへん高いというわけでもないでしょうが、昨年の『天地人』よりもはるかにましな作品であると思います。なんとか『天地人』よりは視聴率で上回ってほしかったものの、第2部の終盤から視聴率は低空飛行が続いており、残念ながら、もう平均視聴率で『天地人』を上回ることはないでしょう。これでは、再び『天地人』路線の大河ドラマが作られるのではないか、との懸念があるので、やはり視聴率は気になるところです。
今回は、三吉慎蔵とお龍の活躍が目立ち、とくに三吉の活躍はちょっとやり過ぎかな、との感もありますが、なかなかよかったのではないか、と思います。龍馬とお龍との関係もかなり進展しそうですが、今回も含めてこれまで、龍馬とお龍との関係は、他のヒロインと龍馬との関係と比較して丁寧に描かれており、4人のヒロインのうち、やはりメインヒロインはお龍なのだな、と改めて思います。今後は、第4のヒロインのお元との関係が並行して描かれることになるのでしょうが、どのような話となるのでしょうか。
今回は第3部最大の見せ場なので、ここで視聴率が回復しないようだと、このまま最終回まで15~16%と低空飛行しそうです。確かに、抜群に面白いというわけでも、質がたいへん高いというわけでもないでしょうが、昨年の『天地人』よりもはるかにましな作品であると思います。なんとか『天地人』よりは視聴率で上回ってほしかったものの、第2部の終盤から視聴率は低空飛行が続いており、残念ながら、もう平均視聴率で『天地人』を上回ることはないでしょう。これでは、再び『天地人』路線の大河ドラマが作られるのではないか、との懸念があるので、やはり視聴率は気になるところです。
この記事へのコメント
お龍さんの惰熱ある愛は、同じ女姓の私から見てもステキです,
あんなに強く愛されれば、普通は情にほだされてしまいますね(笶
今回のこのドラマ、劇団出身の上手な中堅どころばかりなので演技力があり、迫力が天地人とはちょっとちがうところでしようね,
視聴率の低下の原困は他にあるのかもしれませんね,
大河になじみある世代が地上波をみてないとか?今は暑くるしいので泥まみれの武士の乱闘は避けてしまうとか?
来迴は新婚旅行でしようか,・・楽しみです,山口では外泊した龍馬とケンカになったらしいです,
視聴率の低下は、第二部の迷走が最大の要因かな、と思います。視聴率は今回も16.8%と低迷してしまいましたから、このまま最終回まで15~16%と低空飛行しそうです。