『ちりとてちん』再放送終了

　一昨日、ＮＨＫのＢＳハイビジョンで再放送されていた『ちりとてちん』が終了しました。本放送以来二回目の視聴となりましたが、二回目の視聴でも楽しんで見ることができ、やはり複数回の視聴に耐えられる名作だな、と改めて思いました。二回目の視聴ということで、話の流れ・結末は知っているので、一回目よりも緻密に張られた伏線を楽しめました。色々と見所の多かったこの作品ですが、最大の見せ場は草若復活の場面で、その過程も含めて感動的な話になりました。

　二回目の視聴でも、藤本有紀氏の脚本は優れている、と改めて思ったので、藤本有紀氏が脚本を担当する再来年の大河ドラマ『平清盛』も、今からひじょうに楽しみにしています。『ちりとてちん』は視聴率が低迷したのですが、ＤＶＤの売り上げは朝の連続テレビ小説では最高を記録したそうですから、狭く深く受けたということでしょうか。それだけに、『平清盛』の視聴率も低迷してしまうかもしれませんが、そうなっても後々まで語り継がれる作品になればよいな、と思います。