2009年「回顧と展望」日本・考古学(旧石器時代~歴史時代)

 昨年に続いて今年も、『史学雑誌』の2009年の歴史学界の「回顧と展望」の号(第119編5号)から、面白そうな著書・論文を時代・地域別にまとめておき、後で購入したり図書館などで読んだりするさいの参考にしようと思います。


駿台史学界編「東アジアのオブシディアン・ロード」『駿台史学』135

中沢道彦「縄文農耕論をめぐって」設楽博己・藤尾慎一郎・松木武彦編『弥生時代の考古学5 食料の獲得と生産』(同成社)

宮本一夫『農耕の起源を探る』(吉川弘文館)

阿部芳郎「縄文文化的貝塚はなぜ消滅したのか」設楽博己・藤尾慎一郎・松木武彦編『弥生時代の考古学5 食料の獲得と生産』(同成社)

池谷信之『黒曜石考古学』(新泉社)

藤山龍造「縄文時代初頭の石材消費と移動形態」『考古学研究』56-2

舟橋京子「古人骨資料から見た縄文時代の社会集団」『考古学研究』56-2

設楽博己「縄文・弥生時代の祖先祭祀と親族組織」『考古学研究』56-2

宮地聡一郎「弥生時代開始年代をめぐる炭素14年代測定土器の検討」『考古学研究』55-4

藤井整「近畿地方弥生時代の親族集団と社会構造」『考古学研究』56-3

高橋照彦「律令期葬制の成立過程」『日本史研究』559

新納泉「箸墓古墳の炭素十四年代考」『考古学研究』56-2

江戸遺跡研究会編『災害と江戸時代』(吉川弘文館)

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