第92回全国高校野球選手権大会7日目

 昨日、2回戦4試合が行われました。第2試合では、選手権大会で12連敗中の秋田の代表校である能代商が鹿児島実と対戦しましたが、能代商は秋田県予選でも本命ではなかったそうで、やはり圧倒的な実力差があったのか、0-15と鹿児島実に惨敗しました。能代商は5回まで走者を一人も出せなかったくらいで、完全試合もあるかな、とも思ったくらいですが、完封こそ免れなかったものの、最終的には3安打となり、ノーヒットノーランは免れました。

 能代商は先発と2番手の投手もさっぱりだったのですが、3番手の1年生投手はそれなりに球が速く、球威もなかなかあり、今後能代商を背負って立つ投手となりそうです。それにたいして、先発と2番手の投手は球威がなく、鹿児島県予選で打率.268だった鹿児島実に外野深くまで頻繁に飛ばされていました。能代商は守備も拙く、失策は6と守備が崩壊してしまい、失策には数えられないものの、外野の守備のまずさや内野の緩慢な動きも目立ち、二塁打で止められるところを三塁打にしてしまったり、内野ゴロで止められそうな当たりを安打にされたりしました。能代商にとってはなんとも悲惨な試合となってしまいましたが、3番手の1年生投手はなかなかよく、わずかながら光明も見えた、と言えそうです。

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