日本ダービー予想

 明日は東京で日本ダービーが行なわれます。今年の日本ダービーは、異なる路線から有力馬が複数出走してきて、かなり盛り上がっているように思います。血の物語という観点からは、7年前の日本ダービーで1・2着だったネオユニヴァースとゼンノロブロイの産駒が、それぞれ父と同じ臨戦過程で有力馬として出走してくる(皐月賞を勝ったヴィクトワールピサと青葉賞を勝ったペルーサ)、ということが注目されます。しかも、ゼンノロブロイ産駒のペルーサは、厩舎も鞍上も7年前の日本ダービー時の父と同じです。ただ、ネオユニヴァースもゼンノロブロイも地味で、能力・実績のわりにはあまり人気のない馬だったので、血の物語という観点からはあまり盛り上がっていないのが残念です。

 主役となるのはやはり皐月賞組で、皐月賞馬のヴィクトワールピサがおそらく1番人気となるでしょうが、武豊騎手が日本ダービーに間に合わず、岩田騎手が引き続き騎乗することになったことに、ヴィクトワールピサを中心に考えていた人は安堵していることでしょう。ただ、日本ダービーにかぎって言えば、岩田騎手から武豊騎手への乗り替わりは、一部で言われるほどの鞍上弱化にはならなかったように思います。ヴィクトワールピサは血統的にも2400mは問題なさそうで、皐月賞は上手くはまったというところもあるので、確実に勝てるというほどの信頼性はないでしょうが、やはり本命視すべきでしょう。

 皐月賞2着のヒルノダムールは、ヴィクトワールピサよりも2400mの適正はありそうで、皐月賞の内容からいって、日本ダービーでは逆転も考えられますが、今年は、そのヒルノダムールを若葉ステークスで破り、青葉賞も制した無敗のペルーサが2番人気になりそうです。ペルーサはヴィクトワールピサとは初対決で、ヒルノダムールとの比較から言っても、父のゼンノロブロイがこの時期に強くなっていったことから言っても、対抗馬の筆頭と言えるでしょう。プリンシパルスークスを圧勝したルーラーシップは、良血馬ということで人気になりそうですが、これまでの相手関係から考えて、勝つのは難しそうです。NHKマイルカップを日本レコードで制したダノンシャンティは、さすがに2400mでは厳しいでしょう。印は以下の通りです。
◎ヴィクトワールピサ、○ペルーサ、▲ヒルノダムール、△ルーラーシップ、△コスモファントム、△ゲシュタルト

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