大河ドラマ『龍馬伝』第14回「お尋ねもの龍馬」
今回から第2部となります。今回の冒頭では、第1部の冒頭(第1回)と同様に、1882年時点での、岩崎弥太郎への坂崎紫瀾のインタビューの場面が描かれました。おそらく、第3部・第4部も同様の演出となるのでしょう。坂本龍馬伝説の創作者とも言うべき坂崎紫瀾を登場させるのはなかなか面白い試みで、第1部と第2部を見た限りでは、成功しているように思います。
今回の龍馬は、登場場面が少なかったこともあって、やや影の薄い存在となりました。その分、弥太郎と半平太だけではなく、岡田以蔵の登場場面も増えており、半平太と以蔵の関係、さらには以蔵の心理描写はなかなか面白いものでした。半平太は、やっと切れ者の優れた指導者と印象づける場面が描かれましたが、それは悪役としてのものであり、これまでの作風からして、仕方のないことだな、と思います。以蔵がはじめて人を殺す場面は、なんとも格好の悪いものでしたが、このような描写でよかったのではないか、と思います。
今回の龍馬は、登場場面が少なかったこともあって、やや影の薄い存在となりました。その分、弥太郎と半平太だけではなく、岡田以蔵の登場場面も増えており、半平太と以蔵の関係、さらには以蔵の心理描写はなかなか面白いものでした。半平太は、やっと切れ者の優れた指導者と印象づける場面が描かれましたが、それは悪役としてのものであり、これまでの作風からして、仕方のないことだな、と思います。以蔵がはじめて人を殺す場面は、なんとも格好の悪いものでしたが、このような描写でよかったのではないか、と思います。
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