大河ドラマ『龍馬伝』第17回「怪物、容堂」
今回は山内容堂が準主役的な役割を演じるのかと思っていましたが、他にも見所があり、一瞬たりとも見逃せないといった感じで、これまでのなかでもとくによい出来だったのではないか、と思います。容堂の怪演は期待通りでしたが、意外に登場場面が少なく、今後の出演、とくに半平太との対決に注目しています。弥太郎の話は、物語のうえで必要だったとは思わないのですが、今回は重い話が多かっただけに、あえて喜劇的な話を取り入れた、ということなのでしょう。
佐那と龍馬との別れは印象に残るものとなり、脚本・演出ともになかなかよかったと思いますが、それ以上に貫地谷しほり氏の好演によるところが大きかったと思います。もっとも、これは私の贔屓目もあるでしょうが。佐那は、4人のヒロインのうち唯一主人公との恋愛関係では不遇なのでしょうが、龍馬の側から下手な配慮がなく、最後まで不遇な恋愛関係という設定が貫かれたことはよかった、思います。
半平太の絶頂期と転落への序章も描かれ、半平太の描写もなかなかよかったと思いますが、それ以上に印象に残ったのは岡田以蔵の心理描写で、第2部に入ってからというもの、以蔵が丁寧に描かれるようになり、以蔵役の佐藤健氏も脚本・演出の要求にじゅうぶん応えているように思います。この作品は、総合的にみて配役がなかなかよく、そのなかでも、以蔵はとくに素晴らしい配役になったと思います。
佐那と龍馬との別れは印象に残るものとなり、脚本・演出ともになかなかよかったと思いますが、それ以上に貫地谷しほり氏の好演によるところが大きかったと思います。もっとも、これは私の贔屓目もあるでしょうが。佐那は、4人のヒロインのうち唯一主人公との恋愛関係では不遇なのでしょうが、龍馬の側から下手な配慮がなく、最後まで不遇な恋愛関係という設定が貫かれたことはよかった、思います。
半平太の絶頂期と転落への序章も描かれ、半平太の描写もなかなかよかったと思いますが、それ以上に印象に残ったのは岡田以蔵の心理描写で、第2部に入ってからというもの、以蔵が丁寧に描かれるようになり、以蔵役の佐藤健氏も脚本・演出の要求にじゅうぶん応えているように思います。この作品は、総合的にみて配役がなかなかよく、そのなかでも、以蔵はとくに素晴らしい配役になったと思います。
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