3月26日午後9時半よりフロレシエンシスの特集が放送されます
3月26日午後9時半より、NHKのBSハイビジョンで『ハイビジョン特集 身長1m 小型人類の大きな謎』が放送されます。
http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/
いま、人類史の常識が大きく書き換えられている。なかでも専門家を驚かせた最大の発見は、2003年にインドネシアのフローレンス島で発見されたホモ・フ ロレシエンシスだ。縄文時代の前、1万数千年前まで生きていた“最後のヒト亜種”である。それまで最後の亜種はヨーロッパのネアンデルタール人とされていた。その絶滅は3万年前。専門家は、ホモ・サピエンスとネアンデルタールの違いにこそ、人間の人間たる理由が潜んでいると研究してきた。その常識はいまや過去のものとなったのだ。ホモ・フロレシエンシスはまったく新しい謎を私たちに突きつけている。最大の特徴は「小型人類」であること。成人の身長は約1メートル。脳の大きさも400ミリリットル、私たちの三分の一にすぎない。ところが、彼らは目的に合った石器をつくり、小型のゾウなどを食料に生き延びていたのだ。それだけを考えれば、縄文のころの私たちホモ・サピエンスと大きく変わることはない。なぜ、チンパンジー並みの小さい脳で、そんな高度なことが できたのか。また、私たちの脳はなぜ大きくなったのか。私たちとそれ以外の本質的な違いは何か。人類史研究の最新成果をもとに、人間の根源に迫る。
とのことで、1時間半も放送時間があることから、かなり詳しく突っ込んだ内容になるのではないか、と期待しています。フロレシエンシスの起源をめぐる議論についても取り上げられるでしょうが、フロレシエンシスがエレクトスの子孫なのか、それとも、もっと原始的な特徴を有する人類の子孫なのか、という議論の他に、フローレス島で80万年以上前の石器が発見されていることも紹介してもらいたいものです。ともかく、今から放送が楽しみです。
http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/
いま、人類史の常識が大きく書き換えられている。なかでも専門家を驚かせた最大の発見は、2003年にインドネシアのフローレンス島で発見されたホモ・フ ロレシエンシスだ。縄文時代の前、1万数千年前まで生きていた“最後のヒト亜種”である。それまで最後の亜種はヨーロッパのネアンデルタール人とされていた。その絶滅は3万年前。専門家は、ホモ・サピエンスとネアンデルタールの違いにこそ、人間の人間たる理由が潜んでいると研究してきた。その常識はいまや過去のものとなったのだ。ホモ・フロレシエンシスはまったく新しい謎を私たちに突きつけている。最大の特徴は「小型人類」であること。成人の身長は約1メートル。脳の大きさも400ミリリットル、私たちの三分の一にすぎない。ところが、彼らは目的に合った石器をつくり、小型のゾウなどを食料に生き延びていたのだ。それだけを考えれば、縄文のころの私たちホモ・サピエンスと大きく変わることはない。なぜ、チンパンジー並みの小さい脳で、そんな高度なことが できたのか。また、私たちの脳はなぜ大きくなったのか。私たちとそれ以外の本質的な違いは何か。人類史研究の最新成果をもとに、人間の根源に迫る。
とのことで、1時間半も放送時間があることから、かなり詳しく突っ込んだ内容になるのではないか、と期待しています。フロレシエンシスの起源をめぐる議論についても取り上げられるでしょうが、フロレシエンシスがエレクトスの子孫なのか、それとも、もっと原始的な特徴を有する人類の子孫なのか、という議論の他に、フローレス島で80万年以上前の石器が発見されていることも紹介してもらいたいものです。ともかく、今から放送が楽しみです。
この記事へのコメント