大河ドラマ『風と雲と虹と』第25回「風の決意」
川曲の戦いで良正軍を破った将門は、土地にたいする自分の想いを語り、追撃して良正の館を焼き払おうとの弟将頼の進言を退けます。貞盛は配下の佗田真樹から将門の勝利を聞きますが、真樹が無念そうに言うのにたいして、愉快そうに笑います。真樹は貞盛に、坂東武者の習いだと言って再度仇討を勧めますが、将門と和議を結んで都に戻りたい貞盛は、当然のことながら気が進みません。
川曲の戦いでの将門の勝利は、将門の坂東での名声を決定的なものとしました。良兼の郎党たちも将門の実力を認め、それ故に坂東平氏の棟梁たる良兼の決断が注目されているのだ、と語り合います。良兼の妻である詮子は、良兼の自分への寵愛を利用して、相変わらず良兼を煽って将門を討たせようとします。良兼と詮子は一時険悪な雰囲気になるものの、けっきょく良兼は将門を討つ決意をします。
川曲の戦いでの将門の勝利は、都にも伝えられました。将門のかつての主人で、貞盛の主人でもある藤原忠平は、坂東での争乱と西国での海賊の跋扈を心配していましたが、それは深刻なものではなく、これ以上悪化することはないだろう、と楽観していました。西国へは、第二の海賊追捕使として、忠平の家司であった大中臣康継が派遣されていました。
伊予掾である純友は、伊予に派遣されてきた康継と坂東武者たちを歓迎します。そこへ純友配下のくらげ丸と鮫がやって来て、同じく純友配下の大浦秀成の館へ追捕使の間者2人が様子を探りに来て、あまりも大胆に振舞うのでついに斬り合いとなり、1人を殺してもう1人には逃げられた、と報告します。螻蛄婆からも同様の報告を聞いた純友は、そろそろ役人生活と決別する時だ、と決意します。螻蛄婆から川曲の戦いでの将門の勝利も聞いた純友は、いっそう決意を固めます。
その翌朝、純友は伊予国府に向かいます。そこには、守の平維久・介の藤原正経・追捕使の康継がいました。康継は、前回の追捕使の敗北について調べると、伊予で動員された兵士たちに被害がなかったことから、伊予国府が海賊と通じているのではないか、と言います。純友は怒った様子を見せて反論しますが、忠平の寵愛が深いことを誇らしげに語る康継を見ていて、ついに積年の公への怒りが爆発し、海賊を生み出しているのは都の偉い人たちであり、天下の諸悪の根源は朝廷と都の貴族たちだ、と宣言し、辞職を表明します。康継は配下の武者たちを派遣して純友を討とうとしますが、純友は配下のくらげ丸・鮫とともに船で逃れます。
承平6年(936年)の春を迎えた坂東では、良兼が兵の動員を進めている、との噂が流れていました。将頼からその噂を聞いた将門は、もうすぐ農繁期だから、良兼がすぐに兵を動員することはないだろうし、そこまで良兼は分別を失っていないだろう、と言います。その夜、鹿島玄明が将門を訪ねてきます。純友のことをどう思うか、と玄明に問いかけられた将門は、今は土地開墾に生きがいを見出しており、一族の争いのことも純友のことも忘れている、と言います。すると玄明は、それでも将門と純友が似ている気がする、と言います。将門はその言葉に予感のごとき衝撃を受けます。
そこへ鹿島玄道の配下から矢文が届けられ、そこには、良正が良兼に会いに行ったことが記されていました。その矢文の情報通り、良正は良兼の館へと行き、農繁期の6月に兵を動員するよう良兼に勧めますが、坂東の習慣だと言って良兼は退けます。そこへ詮子も現れ、良正の提案に同意します。詮子に逆らうまいと決意していた良兼は、良正の提案に乗ることを決意します。玄明からこの情報を聞いた将門は、農繁期で忙しい農民は動員せず、戦える少数の者たちだけで迎え撃つ決意をします。
今回は、坂東で一気に情勢が動き出そうとしているところとともに、純友がついに朝廷と決別する場面が見所になっています。純友が伊予国府で堂々と朝廷との決別を宣言する場面は、これまで純友の朝廷にたいする憤りが随所で示されていただけに展開に不自然さはなく、純友役の緒形拳氏の熱演により、これまでの25回のなかでも有数の見せ場になっているのではないか、と思います。今後も、これ以上の見せ場が多数ありそうで、視聴がひじょうに楽しみです。
川曲の戦いでの将門の勝利は、将門の坂東での名声を決定的なものとしました。良兼の郎党たちも将門の実力を認め、それ故に坂東平氏の棟梁たる良兼の決断が注目されているのだ、と語り合います。良兼の妻である詮子は、良兼の自分への寵愛を利用して、相変わらず良兼を煽って将門を討たせようとします。良兼と詮子は一時険悪な雰囲気になるものの、けっきょく良兼は将門を討つ決意をします。
川曲の戦いでの将門の勝利は、都にも伝えられました。将門のかつての主人で、貞盛の主人でもある藤原忠平は、坂東での争乱と西国での海賊の跋扈を心配していましたが、それは深刻なものではなく、これ以上悪化することはないだろう、と楽観していました。西国へは、第二の海賊追捕使として、忠平の家司であった大中臣康継が派遣されていました。
伊予掾である純友は、伊予に派遣されてきた康継と坂東武者たちを歓迎します。そこへ純友配下のくらげ丸と鮫がやって来て、同じく純友配下の大浦秀成の館へ追捕使の間者2人が様子を探りに来て、あまりも大胆に振舞うのでついに斬り合いとなり、1人を殺してもう1人には逃げられた、と報告します。螻蛄婆からも同様の報告を聞いた純友は、そろそろ役人生活と決別する時だ、と決意します。螻蛄婆から川曲の戦いでの将門の勝利も聞いた純友は、いっそう決意を固めます。
その翌朝、純友は伊予国府に向かいます。そこには、守の平維久・介の藤原正経・追捕使の康継がいました。康継は、前回の追捕使の敗北について調べると、伊予で動員された兵士たちに被害がなかったことから、伊予国府が海賊と通じているのではないか、と言います。純友は怒った様子を見せて反論しますが、忠平の寵愛が深いことを誇らしげに語る康継を見ていて、ついに積年の公への怒りが爆発し、海賊を生み出しているのは都の偉い人たちであり、天下の諸悪の根源は朝廷と都の貴族たちだ、と宣言し、辞職を表明します。康継は配下の武者たちを派遣して純友を討とうとしますが、純友は配下のくらげ丸・鮫とともに船で逃れます。
承平6年(936年)の春を迎えた坂東では、良兼が兵の動員を進めている、との噂が流れていました。将頼からその噂を聞いた将門は、もうすぐ農繁期だから、良兼がすぐに兵を動員することはないだろうし、そこまで良兼は分別を失っていないだろう、と言います。その夜、鹿島玄明が将門を訪ねてきます。純友のことをどう思うか、と玄明に問いかけられた将門は、今は土地開墾に生きがいを見出しており、一族の争いのことも純友のことも忘れている、と言います。すると玄明は、それでも将門と純友が似ている気がする、と言います。将門はその言葉に予感のごとき衝撃を受けます。
そこへ鹿島玄道の配下から矢文が届けられ、そこには、良正が良兼に会いに行ったことが記されていました。その矢文の情報通り、良正は良兼の館へと行き、農繁期の6月に兵を動員するよう良兼に勧めますが、坂東の習慣だと言って良兼は退けます。そこへ詮子も現れ、良正の提案に同意します。詮子に逆らうまいと決意していた良兼は、良正の提案に乗ることを決意します。玄明からこの情報を聞いた将門は、農繁期で忙しい農民は動員せず、戦える少数の者たちだけで迎え撃つ決意をします。
今回は、坂東で一気に情勢が動き出そうとしているところとともに、純友がついに朝廷と決別する場面が見所になっています。純友が伊予国府で堂々と朝廷との決別を宣言する場面は、これまで純友の朝廷にたいする憤りが随所で示されていただけに展開に不自然さはなく、純友役の緒形拳氏の熱演により、これまでの25回のなかでも有数の見せ場になっているのではないか、と思います。今後も、これ以上の見せ場が多数ありそうで、視聴がひじょうに楽しみです。
この記事へのコメント
『真田太平記』15回まできましたょ。太閤と前田が死に大きく時代の変化が起こる直前です、画面のめりになりながら見てます。
真田の親子いいですね~この時代には珍しく、心の繋がった親子関係がすがしいです。丹波達郎・・戦国の親父としては最高ッ!遠山の金さんの家康は初めてみました。
范文雀もなつかしい(一瞬ですが)
これから本格的に対決です。
いつもの質問ですが・・・
劉さんはどなたが好きですか?お江が素敵ですね。
沼田が真田の城とということは知りませんでした。
上田城も真田が立てたのですね。
稲姫は丹波哲郎が「女狐」と呼んで以来、そう思えてしまって(笑)陰険でストレートな印象の渡瀬とは良い夫婦で、渡瀬恒彦・・でも若い頃は悪くないと思えるようになってきました。
今日で20話が終了し、次回から上杉は戦いになるらしいのですが(この先は借りてないので良く知らない)家康へ向けた上杉景勝の文書を直江が途中ですり替え加筆して内容を過激にしたというような内容のナレーションが入りました。
直江はやはりこんなヤツでしたか(笑)・・?
このシーンで懐かしの『天地人』を思い出し、二人の作家が似たような事を書いているのは、石田三成と直江謙継の二人が深い繋がりらしい資料が残っているのかな?(完全なフィクションではないのだな)とちょっと思いまいた←どこの方言なのでしょう。
TUTAYAレンタルが一週間4本1000円なので、明日から16回分見てしまうと思います。爆
冬は外出を控えてこれに限ります。
出歩かないので太りそうです(・・いや既に兆候が。)
島津家の伊集院忠棟などと似た存在と言えるかもしれませんね。兼続の家康にたいする非服従路線は、秀吉の死による戦国時代の再来を考えていたためかもしれません。
)つぎのオススメは何でしたっけ?出来れば鎌倉時代あたりをみたいのですが。よろしくお願いします。
近年になって、視聴者の録画テープの寄贈もあって、全話がそろったようです。
来月17日から、時代劇専門チャンネルで全話放送されるようです。
『風と雲と虹と』もそうですが、名作だと見所があまりにも多いので、総集編だけではもったいない、と思います。
では『草燃える』の全編をみるには、時代劇チャンネル以外の方法はあるのでしょうか。
時代劇チャンネルの利用方法を読んでみたのですが、家の場合はこの状況だと無理なようなのです。
そして・・『真田太平記』完(笑)
やはり親子三人が揃っていた中盤が見どころでしたね。
真田が人気のある武将だと言うことが理解できました。
レンタルされるのならば、私も見ようかな、と思います。
この作品以外の鎌倉・平安あたりのおすすめ度の高いものはありますか?連休にはいってしますのです 笑、よろしくお願いします。
ただ、第1部と第2部と比較して、第3部がかなり見劣りしますが。
予備知識のない時代なので、じっくりみようと思います。
放映当時の『炎立つ』は、主役が渡辺謙なので楽しみにしていたにもかかわらず、初回で馴染めずにやめた記憶があります。
古手川佑子がいるし(笑)
役者は80年代製作のほうがぐっと惹かれます(笑)
3部は何やら原作とNHK間でアクシデントがあったようですね、だから完成度が低いのでしょうね。
来年の主役はのだめですか・・面白そうです。ちょっと期待できます。
今後『龍馬伝』がワンセットになった時、連続でみるには、福山の抑揚のない台詞回しは飽きて耐えられないだろうと思うので今年みておきます。多分お金払って見ないだろうな。
どうもありがとうございました。
来年の大河ドラマの作風は私には合わなさそうですが、上野樹里氏主演となると、面白く見られそうかな、と期待しています。
劉さん、女性が主役の大河はあまりご興味ないでしょう?
ご推薦いただいた作品の傾向からそう思えます。なので私にとって新鮮であり、参考になる御意見で非常にありがたいです。
『龍馬伝』は、貫地谷しほりちゃんが出演しているから、それだけで・・いいじゃないですか(笑)龍馬に恋しちゃいましたね、実際の龍馬も女性にもてたんでしょうか(疑問)その部分は福山さんダブるけど。
同僚が、先週の上半身ヌードで興奮してました爆・・ありえない。
今日は主役の心理描写が中心で、まあ面白くなって・・きましたか?
龍馬をよく理解し、深い愛情を持って見守る『ネエやん』の存在がいいですね~。
『龍馬伝』は、今のところなかなかの面白さだと思います。さすがに売れている脚本家の作品だけあるな、と思います。
貫地谷しほり氏の演技については、今のところ期待通りで満足しています。
龍馬の姉もなかなかよい感じですが、予想よりも登場場面が少ないな、と思います。
私もあまり女性主役の作品は好きではありませんが、平安貴族の女性たちの暮らしぶりならば、ちょっと見てみたい気もします。
そういえば『新平家物語』(仲代達也主演)が、レンタルビデオで無いのは、NHKに残ってないからですか?
全話がNHKに残っていないのは、よく言われているように、当時のテープは高価で使い回しをしていたからでしょうね。
「高価で使いまわし」だったんですか、初めて知りました。・・なんて恐ろしい笑。
大河は当時もそれなりに力を入れた番組作りだったのでしょうけど、その部分に経費節減を考えなくてもね~記録・管理・保存って重要なのに、残念です。
総集編は見てもね~・・でもこれしか方法がないのであれば見るしかないですね。岩下志摩が北条政子だったような記憶が・・思い違いかもしれないけど。
『太陽にほえろ』は、全話保存されていてよかったですね、これは後の販売を考えての事でしょうか?・・石原プロ?
山さん・・・田原藤太に見えなくて・・山さんとしか思えなくて笑。
私は温和な長さん派なんです、死なないから安心して見てられるし、万が一死ぬとしたら病死っぽい。
太陽にほえろってどんな終わり方でしたっけ?
裕次郎が本当に死んだ時の記憶は鮮明なんですけどね、母が騒いでいたので。
『太陽にほえろ!』にかぎらず、1970年代の民放のドラマには全話保存されているものが少なくないようですね。撮影方法には詳しくないのですが、安上がりな撮影だったのでしょうか。
藤太も山さんも、冷静な現実主義者でありながら、心の底に熱いものを秘めている、というところが似ていますね。山さんのキャラがドラマでの藤太の人物造形に多少影響を与えているのかもしれません。
『太陽にほえろ!』の最終回は、病欠中だったボスが部下の危機にさいして復帰した、という話だったのですが、最後の場面がどうだったのか、リアルタイムで見ていたのに記憶が曖昧です。
山さん大河でも自分の癖がでちゃうし 笑。
民放の製作費はピンきりでしょうね、西部警察のように広いロケ地とヘリポートが必要なのは突出してたけど、結果高視聴率であれば何でもありなのでしょう~。
『ほえろ』の最終回は、ボスが登場したんですね、ほう・・。(全く記憶なし)
劉さんは、早くDVD-BOXの最終回を見ないといけないですね笑。
・・しかし・・論文とDVDが同列ってある意味凄いですね、でも実は、DVDが上で先って事なんでしょうか 笑
『風と雲と虹と』は、大河ドラマの作品中で上位だと思います、今後もマイペースで備忘録を続けてくださいませ。(未読論文の後に)
私はいつか坂東市へいってみようかな、交通の便が悪そうですけど資料館があれば行きたいです。
昨年の初詣は神田明神へ行ったのです。そして昨年の締めくくりはこのDVDでした、なにやら将門の念を感じずにはいられないのです・・もっと東国を勉強しろと言われている気がします爆
今のところ、『風と雲と虹と』と古人類学関連の文献のどちらか一方を優先しているというわけではなく、並行して進めているという感じです。
神田明神には、東京に住んでいながら行ったことがないのですが、気楽に行ける距離にあるので、そのうち行ってみようと思います。
体調の良い時にしないと、のろいがかかりますので気を付けて下さい 笑。
安倍晴明神社もいき、怨霊も退散したと思っていたのですが、将門のほうが強かったらしいです。
昨年は大変な年でした。初詣に選んだのが失敗だったけど、DVDで変わりましたね、海音寺+加藤剛のおかげです。
今年は湯島天神にしておきました、頭が良くなるように 笑。
将門繋がりでもありますしね。
日帰りできそうですから、そのうち、将門関連の関東の史跡を色々と訪れてみようかな、と思います。
色々とお忙しそうですけど、先々将門の史跡などわかりましたら私にも教えてくださいませ。・・よかったらここに。
私も北関東生まれなのですが・・・笑
これから郷土の歴史をもっと知ろうと思ってます。
そういえば昨日は、2万年前の人骨が発見との報道と朝青龍引退と・・。
もはや彼は、舞台の幕を自分で引きたかったのでしょうね、最後はプライドが、決断させたのではないでしょうか。
ところで人骨ってどうやってわかるの??
人骨か否かは形態学的に区別されるのですが、断片的なものとなると、専門家でも判断を間違いそうになることがあるそうです。
『炎立つ』の第一部が終わりました。
『風と雲と・・』つながりもあり、解りやすくて面白いです。
渡辺謙の存在は欠かせません、脇の名優も大河の常連ばかりで嬉しい限りです。
クリームシチューの上田と麻木久仁子はびっくりしました笑(財前直美は最近見かけませんね、どうしたんでしょう)
第二部は渡瀬恒彦も出るんですね。
経清は藤太の子孫なんですね・・・東国から北の歴史つながりを、今回初めて知る思いがします。奥六国なんて殆ど知らずにいたのでとても勉強になります。劉さんの知識に導かれてますか?私は 笑。
藤原秀衡役だったのですが、当初は北大路欣也氏が演じる予定だったらしく、東北が舞台で北大路欣也氏と渡辺謙氏の親子ということで、悪く言えば二匹目の泥鰌を狙ったのでしょうね。
藤太の子孫は、関東以北で栄えていますね。
『信長学プロジェクト』・・科研費??面白そうですね。いずれどこかで企画展があれば見に行きます。
『炎立つ』は、一部のみリアルタイムで見ていたのを思い出しました。
渡辺謙は4代目として三部に再登場するのですね~。なるほど・・って事は、父が渡瀬?三部は面白そうじゃないですか。清原隆盛の展開になるのでしょうか?内容はともかく、二部より役者はすきです。
ちょっと間を空けようかと思いましたが、やっぱりまたレンタルしてきます笑。
今日は『龍馬伝』ですね、ちょっと楽しみです。
『風と雲と虹と』は大河ドラマ史上最古の時代を扱った作品とされていますが、『炎立つ』第一部の冒頭で、わすかですが『風と雲と虹と』の舞台よりも古い平安時代初期が描かれていますね。
『炎立つ』の第二部を見終わりました。
この地域にもし金がなければどうなっていたのか・・。人は何て強欲な生き物でしょう。~政治と金はこんな時代から早くも始まっていたんですね。
アテルイ時代の資料がさらに発見されれば面白いですね、郷土の発掘に可能性はないのでしょうか?
大河ドラマ史上最古といえども、僅差?『風と雲・・』は、将門父の時代からスタートでしたよね。
ふと思ったのが、天慶に将門がまだまだ生きていたなら、勢力を拡大して、この地に俘囚と共に繁栄を遂げたのは将門の子孫?になったのかな~笑
金が出ると知っていたなら狙ったかも。(いや、加藤剛はそんな男ではない)
明日から第三部に入ります。
この時代の九州ってどうなってるんでしょ、大河ドラマを作って欲しいです。
この時点で、奥州藤原のこれで奥州藤原の
古手川佑子
アテルイ
小説・映像作品などで取り上げれば、色々と面白い創作が可能なように思います。
失礼、残ってました笑
創作しかないんでしょうね、アテルイはアニメ化したなら子供たちが喜びそうです。
この時代の九州を取り上げた創作ドラマは過去に見たことがありますか?
考えてみると、幕末よりも前の時代を扱ったドラマで、九州を取り上げたもの自体少ないように思います。
NHKは江戸大奥はもう封印してほしいです、九州のドラマを是非。
『炎立つ』は、第三部8回まで見終わりました。
三部も面白いと思います。
しかもこのドラマ、平清盛が一度も出てこない 笑
あくまで奥州藤原目線で展開するのですね。
これから源氏と闘いになるのでしょうが、予備知識全然ないので楽しみです。残り8話で学習レベルアップを計ります。
義経が野村君なの?・・とんでもないです笑。
弱弱しい義経で・・ミスキャストでしょうか?
それも、第三部が不評である原因の一つになっているでしょう。
口を挟みやすいというか、論じやすいというか・・。
そういえば、時代劇専用チャンネルの『草燃える直前スペシャル』は見ましたか?
いよいよ始まりますね、・・見れないのが本当に残念です。
・・次に劉さんがオススメの大河は何ですか?
(『義経』『北条時宗』は除く)
時代劇専門チャンネルは契約していないので、『草燃える』も見られないのですが、DVD化されたら見ようかな、と思います。
次のお勧めの大河ドラマとのことですが、とりあえず、私がこれまでに見た大河ドラマについて、簡潔な感想を記事にまとめておきました。
『真田太平記』が入っていませんが、見てないのですか?
『風と雲と虹と』全話みていなかったのですね。では結末をお話するのはやめておきます。
TUTAYAレンタルではあまり種類が揃ってないので、そんな中から次回は『花の乱』をチョイスしました。三田佳子主演のドラマはほぼ初めてみます。大河の女性主人公は大河ファンの好まざるパターンですが。笑
しかし日野富子という人に興味もあります。この時代自体が魅力的でないようで視聴率も悪かったかと思うのですが、文化的要素も含め体系的に理解(いつもこの程度に留まってしまうのですが)出来ればと思います。
『炎立つ』は混迷状態に入ってきました。内部分裂してしまうのですね、渡瀬坊主オヤジが言い切った「蝦夷のプライド」
という言葉に「いいぞ~っ・・こうじゃないとね」とワクワクした私はやはり祖先が東夷?笑
『花の乱』は、大河ドラマ史上唯一、狭義の室町時代を扱った作品なのですが、室町時代は戦前も戦後も不人気な時代なので、低視聴率も仕方のないところでしょう。
『炎立つ』を見終わりました。
豊富な財力があるのにもかかわらず、藤原の黄金楽土が自滅崩壊してしまうのは、自らの中にある「源氏の存在」への恐怖心
・・・やはり因縁を感じます。
そして、先ほどから『花の乱』を見始めたのですが・・もしかして見ないで返却してしまうかもしれません・・笑。
これは初回、2・3回くらいを我慢しないとみていられない類の大河ドラマでしょうか。
内容が難しいです。
大河ドラマもこうやって並べてみると半世紀ですか・・。脅威ですね。私もランクつけてみました 笑
ほとんど記憶にないものばかりですが、題名と出演者と他のネット情報を頼りに思い出してみました。
※未-未視聴。
なお、当時のワクワク感を呼び起こして高揚度を基準に判定しました。
48回天地人(4)
47回篤姫(7)
46回風林火山(未)
45回功名が辻(8)
44回義経(5)
43回新選組!(未)
42回武蔵 MUSASHI(-1)
41回利家とまつ(8)
40回北条時宗(6)
39回葵 徳川三代(7)
38回元禄繚乱(未)
37回徳川慶喜(未)
36回毛利元就(未)
35回秀吉(未)
34回八代将軍 吉宗(未)
33回花の乱(未)
32回炎立つ(8)
31回琉球の風(未)
30回信長(4)
29回太平記(未)
28回翔ぶが如く(未)
27回春日局(7)
26回武田信玄(6)
25回独眼竜政宗(9)
24回いのち(未)
23回春の波濤(未)
22回山河燃(未)
21回徳川家康(8)
20回峠の群像(未)
19回おんな太閤記(9)
18回獅子の時代(未)
17回草燃える(?)
16回黄金の日日(9)
15回花神(未)
14回風と雲と虹と(ベスト1)
13回元禄太平記(?)
12回勝海舟(7)
11回国盗り物語(10)
10回新・平家物語(8・・初視聴)
あえて挙げると、『真田太平記』と同じ枠で放送されていた『武蔵坊弁慶』なのですが、あまり見ていなかったこともあり、それほど印象は強くありません。
大河ドラマの『武蔵』は見なかったのですが、ほとんど悪評しか聞いたことがなく、見なくて正解だったのかな、と思います。
確か、関が原が終結した戦場の死体だらけのシーンからスタートするのです。
侍の世界が崩壊し、生き残った残党たちは生きる道をなくして略奪暴行を働き、荒れた世になってゆく中、海老蔵(当時は新之助)が汚い姿で登場し・・。それが暫く続くので大河が嫌いになります 笑。
海老蔵のことは、舞台を見る前に嫌いになってしまいました。
主役がここまで汚くて嫌だなと思った事は、過去にありませんでした 爆。
当時の海老蔵では、武蔵の天質やカリスマ性が演じきれず、ただの汚さで終わってしまった感があります。他の配役も良くなかったし、脚本は原作と異なり、製作上の問題も多い作品だったような気がします。良くも悪くも話題に上りましたね。
『武蔵坊弁慶』は、見てみたいですがTUTAYA検索では近所の店舗に所蔵が無いようで残念です。
『風林火山』も序盤は主人公が汚かったのですが、それが話とよく合っていて、よかったと思います。
当時はパソコンのテレビチューナーで地上波を見ていたので画面が暗くなると見えなくて初回で挫折しました。それに武田家はあまり好きではなかったのですが、今観ると面白いと思うかもしれません。
『龍馬伝』の弥太郎は本当に汚いです、でも今回の大河は弥太郎が主役でしょ?と私は思ってます。汚くて悲惨で凄まじい生き方なのもここまでくるとむしろ清々しい(言いすぎ 笑)
高知の武士の格差が良く表れてますし、劉さんのおっしゃるとおりですね。
浜木綿子も江戸っ子気質な歯切れの良い女優さんでした、香川照之はそっくりになってきたように思います。
ただ、福山氏も、悪いわけではないというか、むしろ期待以上の演技を見せてくれている、と私は評価しています。
再び江戸に出ると展開も変わり龍馬主体の話になるでしょうね。
私自身の大河視聴歴・・橋田モノ結構見てますね(笑)池波ワールドも面白いと思っていたようです。海音寺作品も好きらしかったです。(全て結果論)
次回のDVD大河ドラマは『風林火山』にしました。
『花の乱』は途中挫折しました・・思いっ切り無理でした。
やはり、大河ドラマ史上最低視聴率だけに、後から見ても支持を得にくいのでしょう。
『風林火山』は、序盤はとくに面白いと思います。